第8話

AIと逆ハーレムの逆王奥作った‥意味不明
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2022/04/18 12:24
車にひかれた私は書き途中の夢小説に転生した。
一応ハーレムもので私は『こういうのって黒歴史もついてくるのかな〜』なんて思ってた。そして、私の目の前にはイケメンがいる……。
あぁーこれ絶対神様が私をいじめてるよ!!!! なんなんだよ!!こいつら!みんな顔良すぎだろぉおおおおおおお!!
まあ私が書いたとおりだけどさ!クロスオーバーもので好きなキャラ並べたの!
でもね!こんなイケメンと付き合ったことないからどう接していいかわかんないよ!
「あの……大丈夫ですか?」
「えっ?あっはい……」
そう言って彼は私の手を引いて立ち上がらせてくれた。うわぁ〜イケメンじゃん……。
『お名前は?』とわたしはきく。
そういえば此処は逆大奥風になっていて私は沢山のイケメンの主の悪役令嬢。
そもそも今の所メインキャラには出会ってない。もぶのクオリティが高すぎるのだ。
「僕は春人といいます」
『ハルくん』と言うらしい。。
ハルくんいいやつだな。
『私の事は若菜でいいわよ』
この部屋はとても豪華な自室だがそういえば洋風な屋敷にしたと思う
「わかりました。若菜様ですね!」…………ん?なんか違う気がするけど気にしないことにする。
すると襖の向こう側から声がかかる。
「失礼します。お茶をお持ちしました」
『ありがとうございます。入れて下さいませ』
「かしこまりました」
襖を開けるとお盆を持ったメイド服の女性がいた。
「初めまして若菜様。これから身の回りのお世話をさせていただきます。よろしくお願い致します」
彼女は丁寧に挨拶をした。
『こちらこそよろしくお願いします』

あ、フィーネ…ようやく知ってるキャラに会ったよ。メイドだけど

「ではごゆっくりなさってください」
と言って去って行った。
『とりあえず座らない?』
私がそういうとハルくんは隣に座ってくれた。
「はい。あの僕で良いんですか?」
どうやら私の横につくのは相当な名誉らしい。ハルはうまくもてなせるか自信がなくて


「その……まだ未熟者ですし」……可愛い子犬みたい。ちょっとキュンとしたかも。
『そんな事ありませんわ。貴方ほど素敵な殿方は見たことがありませんもの』
私がそういうと顔を赤く染めていた。うんやっぱりかわいい。
「そっそうなんですか!?嬉しいです!!」
……あれ?今気づいたんだけど私自分で作った男性を攻略しようとしてるんだよね?ハルは攻略対象じゃないよね? こうして私の逆大奥生活が始まった。
そして、私以外にも転生者、もう1人のヒロインが来るとは思えなかった。
だって私が書いた世界だから。
夜を共にする相手を選べると聞き、私は喜んだ。自分が作ったメインキャラに会えると思った…が、リストにはおらず若菜は固まった。ハルは私の知らないモブキャラでハルはしっかりリストにある。
私が作った知ってるキャラがいないのだ。私は急いで他のモブを見た。そこには私の知っている名前はない 嘘でしょ?ハルを含めてモブしかいない。私の書いたキャラはいない。
バグなのかもう1人この世界を歪めた敵ヒロインでもいるのか。

とにかく現状ではいないものはいない。仕方ないので私はハルを選んだ。
ハルは優しくしてくれた。まるで本当の主のように扱ってくれている。
でもそれはきっと私が主だからであって本来のハルではないはずだ。
私は前世で書いていた夢小説を思い出しながら行動している。が、そもそも攻略対象として自分で作ったキャラが居ないという最悪なバグに遭遇した。けれどモブはイケメン揃いでハルとも仲良くできた。私にとっては最高な環境だった。
しかしある日の事である。私はいつも通りハルを部屋に呼んで一緒に寝ようとした。
布団に入り電気を消す。
今日もハルと一緒に寝れる幸せを噛み締めつつ眠りについた。時には性交もした。
しかし、若菜的には逆ハーレムなら他も漁りたく場内に男を集めた。モブがイケメンの世界なんて
私、初めて見たし!よし男漁りするぞ!
しばらく歩いては見定めて惚れたのは美しい金髪の耳が尖ったエルフの青年だった。私は彼に話しかけると彼は警戒した様子だったがすぐに打ち解けてくれた。彼はリヒトというらしい。
私は彼を自分の部屋に連れていき、色々と話した。彼は私より年下で20歳だそうだ。
私は彼の事が気に入ってしまった。
それから私は彼に会いに行くようになりいつしか恋心が芽生えていった。
でも彼は私の事をどう思ってるのだろう……そう思い私は聞いてみた。すると 答えは意外なものだった。
彼は私のことを好きだと言った。そして私は彼と付き合うことになった。
私は嬉しかった。こんなイケメンに好かれるとは。
しかしハルも気になるのでハルとリヒトとの三角関係になる。私は2人を平等に愛そうと決めた。
そんなある日、ハルが私の部屋に来た。
どうやら話があるようだ。
なんの話だろうと少し不安になった。何かあっただろうか? 私はハルを部屋に招き入れる。
ハルは緊張してるようだったので まずは落ち着かせることにした。
私はハルの隣に座って肩を抱き寄せた。
ハルは驚いた表情をしていた。
私はハルを安心させるように頭を撫でてあげた。
ハルは落ち着いてきたようで 私の方を見つめてきた。
ハルの顔が近い。ドキドキ

『若菜様を一番愛してるのはぼくです。』
彼が言うにリヒトは女中にちょっかい出す女好きなようでハルは浮気をせず私を見ていたという自分アピールしてきた。

『でも、それでもリヒトも捨てがたいわ!』と男好きの悪女風に言ってみる。するとハルはムッとした顔になり、 私を押し倒してくる。え? そしてキスをされた。ハルから舌を入れてくる。
あぁ気持ちいい。
ハルは私を離すと 今度は私を抱きしめてくれる。
そしてハルは言った。
『僕には若菜様だけなんです!』

と言われても私は1人に絞る気はない。
むしろもっと人が欲しかった。
またイケメンを集め一人一人探し‥
ようやく見覚えのあるキャラを見つけた。
が、パチもんである
『あ、あなたの名前は?』私が聞くと‥彼は答える
『■■■』
………… あれ?なんか違う気がするけど気にしないことにする。
こうして私はようやくモブ以外と出会うことができた。
ハルが来て3ヶ月後 私はハルの部屋に呼ばれた。
理由は私の身勝手さについてだった。
確かに私のわがままで振り回してしまった。
『ごめんなさい』と謝ると
『いえ、僕が悪いんです。僕が不甲斐ないばかりに』と返される。

そんな事ないとフォローするが、彼は納得していないようだった。
そんな時だった。襖を開ける音が聞こえてそちらを見るとそこにはリヒトの姿が見えた。
『こう言っちゃ悪いが若菜様はお姫様なんだ。側室あがりの俺達は言いなりになるしかねぇんだ』とリヒトが諦めがちにハルに話した。私も頷いた。
『そうですね。若菜様がたとえ身勝手でも僕は受け止めることにします』と苦笑してハルは言った。
私はそれを聞いて
そして私はハルに抱きついた。
するとハルも私を抱きしめてくれた。
私もハルが大好き。
ハルは私の全てを受け入れてくれた。
そして私は決心した。
私の逆ハーレムを作ろう。私はモブキャラ以外に攻略対象を作ってハーレムを作ることに決めた。
ハーレムエンドなんて大奥みたいで素敵じゃない? 私は早速行動に移した。
モブキャラ以外の攻略対象を探した。
しかし、モブキャラ以外はなかなか見つからなかった。
この前の子もただの偽物モブだったし
でもイケメン揃いたがらモブでもいいかな‥とにかく選り取り緑に探そう。
私はモブキャラ達と仲良くなった。
私はモブキャラ達に自分の魅力を存分に使った。
モブキャラ達の心を鷲掴みにした私はモブキャラ達が喜ぶことをしてあげるのでした。

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