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第1話

1 . 失踪
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2025/11/27 11:18 更新
ふうはや
……はぁ、
今日も、いつも通りの日。


何も無く、


何も起こらない。




最近は、いんくの方で動画を撮ろうとしても、

体調不良が多くて、撮ることが出来なかったから、

一旦活動を止めさせてもらっている。



言うて、俺の個人垢はまだ活動しているが。


その時、スマホに通知が鳴る。



…一応、今は夜だ。
こんな時間にLINE送ってくるって…


少し珍しさを感じたが、言葉にはせず、LINEを開く。




LINE画面を開くと、


" じゃぱぱ から一件の新着メール"


と表示されていた。





ふうはや
じゃぱぱ…さん、か


流石に珍しすぎる。


何か、あった訳ではないと思うけど……



恐る恐る、メッセージ画面を開く。



じゃぱぱ
「最近、いんく活動休止しましたよね?」

たった一件のメッセージ。



なのに、申し訳なさが襲ってくるのは何故だろうか。


返答が思い浮かばず、とりあえず適当に送信する。



ふうはや
「あぁ、そうですね」





その瞬間に既読がつき、即座に返信がくる。



じゃぱぱ
「3人、大丈夫ですか?」





そう送られた瞬間、また次の文が送信される。



じゃぱぱ
「こっちは、
精神科に通っている人が居て、心配で。」




…精神科、。




前、何かの時に聞いたような気もする。




それにしても、
からぴちさんで、精神科、かぁ


少し違和感を感じた。
だが、それは俺の心からすっと消えていった。



…あ、そうだ。返信。



ふうはや
「こっちは…少なくともりもこんは平気ですよ」


直ぐに、もう1件も送信する。
ふうはや
「でも、精神科ですよね…
お大事にしてください!」




それにしても、
何故夜にそんなLINEを送ったのだろうか。



じゃぱぱ
「あ、聞いた事無いですかね?」



突然、そんなLINEが送られてきて、困惑する。



なんの事を話しているのだろうか?














じゃぱぱ
「かざねさんが、入院したっていう。」














…それは、一体





……どういうことだ?




ふうはや
「嘘、ですよね?w」





流石にそんな訳はないと、笑いを込めて返信する。





…だが、




じゃぱぱ
「ガチっすよ」





その言葉で、俺の心が小さく割れる音がした。



俺は、かざねを。



大切な、仲間を






━━守れていなかった?




……そんなの、




そんなのって、ッ






酷い、よ






その瞬間、俺は即座に荷物をまとめ、
かざねの家へ直行した。
かざねの家の前に着いた。


恐る恐る、チャイムを鳴らす。



ピンポーン





軽やかな音が響く。




だが、家からは誰も出てこない。







手に持っていた合鍵で、かざねの家に入る。



……でも、そこには、


小さな血溜まりと、薬が散乱していた。


ふうはや
ッ……ちょ、






りもこん
ふうはや〜何で呼ん…、ッ、え……?

りもこんも来たようだ。






やはり、先にLINEしておいて正解だった。








りもこん
ちょ待ってよ、…これ、どういう、ッ…!





じゃぱぱさんの言っていたことは、本当だった。




心の片隅で、
嘘なんじゃないかなって、そう思っていたのに。





それが、こんなにも簡単に打ち砕かれた。





……とにかく、





一旦精神病院探さないと、ッ







…そこに、かざねが居るかも知れない






とにかく、精神病院……




片っ端から電話してやる、!
……そして、暫く経った。












りもこん
……これで…何件目ぇ……?




そう、俺とりもこんは、
あれから数時間、ずっと電話していた。





ふうはや
もう……まじ60とか…






そんなこんなで、俺らの精神はもう限界を迎えていた。





りもこん
ん……じゃあラスト…!
りもこん
ここだけやったら終わりにしよ…?









りもこんが、スマホの画面を指さす。






そして、電話でその番号を入力する。








プルルルルルルッ






りもこん
…あ、交夏精神病院こうなつせいしんびょういんですか?








どうやら、電話が繋がったらしい。







りもこん
えと…かざねって人居ます?





りもこん
あ……




りもこん
えと…




りもこん
あ、そうです!






りもこん
…なるほど!ありがとうございます!





ガチャッ


ツー、ツー










電話が終了した。
りもこん
ふうはや…!




りもこんが、期待に輝く瞳で俺を見つめる。







りもこん
かざね、居るって!







…一瞬、脳が停止した。











疲れと、喜びと。








それが混ざり合い、不思議な感覚だが。




ふうはや
や…





ふうはや
やったあぁあぁあぁぁああぁぁ!!!!









思わず、大声を上げる。





近所の人、ごめんなさい








…いやまぁそんなことはどうでも良くて!





りもこん
早く行こう、ふうはや!






ふうはや
もちろん!!

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