マイキー side
そう言って偉そうに立っている女は、
「 さむ 」と一言言って首を縮ませると、
こっちを見て笑った
そう言って笑った瞬間、
あの場にいたメンバー全員が、集会とも関わらず
あなたの方へ走った
か細い身体を男4人で抱きしめると、
勢いと一緒に地面に足から崩れるようにしてしりをつく
︎︎ ︎︎
︎︎ ︎︎
あなたが帰っきたことによって
集会は急遽中止になった
なによりチームの奴らが空気を読んでくれたらしい
相変わらず自分だけ1つ高い位置に座り、
俺らを見下ろすようにしてあなたは笑った
︎︎ ︎︎
︎︎ ︎︎
︎︎ ︎︎
男の涙には弱いってか((
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。