第6話

2人で遊ぶ日
183
2020/03/14 10:31














出会ってから2週間と2日、
おやすみから10時間後。

あの日の逆で
今日は私の部屋にピンポンが鳴った。











みっくん
みっくん
あなたちゃーん
みっくん
みっくん
お迎えに上がったよおー
みっくん
みっくん
出ておいでーえ!





当の私は見事に遅刻。

朝シャンしたのが悪かった。



あなた

ごめんツリメくん!

あなた

あと5分!
5分だけ!!

あなた

5分だけ待っててよ〜!

みっくん
みっくん
あー!
みっくん
みっくん
遅刻ですかー!
みっくん
みっくん
お仕置きだよーーあなたちゃーん!


ねーえー
どうしたのーー

と、可愛い声が聞こえる


あなた

((も〜、何やってんだあたし

外に立たせてるのも悪いし、
あなた

あ!ほら!

あなた

玄関で待ってていいよ!

あなた

入りなよ!

さっきから結構な馬鹿でかい声で
ドアの外にいるツリメくんに話しかけてる。



壁薄いのにこのアパート〜〜





みっくん
みっくん
え!
みっくん
みっくん
いいの!?
あなた

いいよ〜お!

あなた

ほんっとごめん!

私はそう言いながら
ポニーテールをするため髪を束ねた手を残したまま
ドアを開けた。


あなた

ツリメくんおっはー!

みっくん
みっくん
あなたちゃんおはよ🌞




ドアを開けると
当たり前だがやっぱり
いつもと違う雰囲気のツリメくんがいた




うわあ、今日はいい日だ


心の中でガッツポーズをする。
とうとう私も男のと遊ぶ日が来るなんて、、





みっくん
みっくん
5分数えてるから!
みっくん
みっくん
ほら早く準備しな!



そうツリメくんに言われて我に返り、

あなた

ありがとう!!!(;_;)

あなた

初めて遊ぶのにほんとにごめん!!









ありがとうとごめんを伝えて、
部屋にダッシュで戻り準備の続きを再開した。



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