第12話

12つ目の星
28
2021/02/05 10:59
「……」
少年は静かな夜。上を向いて黙っていた
少年は少女と別れたあと、親…


いや、人に連れられ小屋に帰ってきた
少年の家は農家だった


都会とはかけ離れた所にある、山の中にある家に住んでいる
家では牛や豚などがいて、その動物たちに餌やりや体調管理は全て少年にやらせていた


正にあいつの奴隷というような感じだった
しかも、暴行まで行われ、傷つけられている


ストレス発散としてね
だから今日は少し離れた山の中まで行って星を見に行った


少年は神話を見ている時は心が落ち着いた


今となっては現実逃避だったのだろうけど
神話は少年に生きる意味を与えてくれている


色んな話が少年に勇気を与えているのだ
そしたら少年と同じように来たのか少女がいた
暗くてよく分からなかったけど、とても綺麗で少年は自分とは違うと思っていた


でも、過去を聞いたら自分と一致するとこがあって、なんだか親近感が沸いた
だから、見つけられてまた地獄のような所に来るのが嫌だった
「…戻りたいなぁ……同じ日に…同じ場所で」
また空を見て思うのだった
その日は星々の中で見守る2つの点があった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんばんは一夜です
今回は少年目線を書かせて頂きました
多分もうすぐ完結すると思われます
短いですね。すみません。
少年と少女はどうなるのでしょう
予想してみてくださいね
それではまた次の夜に

プリ小説オーディオドラマ