あ、次イベントやるんだけどあなた来る?
前回のリベンジとして、歌わない?
え……
白石、あなたさんはちょっと難しいんじゃないか?
そっかー、あなたはどう?やりたい?
……ま、また投げ出しちゃったら、
ちょっとだけ、怖い……
そっか……
けどっ
やりたい、です
!!
じゃあやろう!!
あなたさん…無理はするなよ
うん、大丈夫
もう1回やって出来なくても、もう1回やるから、
だから……
頑張る…
うん!一緒に頑張ろっ!
前回は途中で逃げ出しちゃったステージだけど
もう類のことも克服した今なら大丈夫な気がする
ついでに彰人も見返そう
当然
えっ…あなたが、う、歌う?
ステージでかい?
うん
あ、あのあなたが…
だから私に歌教えて欲しいってこと…?
うん
彰人を見返したくて
彰人…あぁ東雲くんか…
彰人って…二重人格の人か…
人の前で歌ったことないっていうか…
その、そもそも人前に出ないから、
こ、怖くて…
前の寧々に似ているね
…い、一緒にがんばろうあなた
!!
…うん
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩
だいぶ時間経っちゃってすみません🙇🏻♂️🙇🏻♂️
新生活なれなくて💦
この小説は彰人と絵名が兄妹バージョンです!
良かった読んでください🙇🏻♂️
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。