時間遡行軍が現れたと聞き、応援で鶴丸とイヌイがやって来る。鶴丸に至っては、突然上から降ってきて敵を斬りてけてきたので驚いた。
姫やヒノト、俺と加州は元からカノトの城へと用事があって向かっていた最中だったのでタイミングが良かった。
どうやら、被害拡大を防ぐ為に今剣が街から離れた林の方へと時間遡行軍を誘導したとのこと。けれど、一人では離れた城の様子は見れないし、全員を護れる訳では無いので応援を要請したらしい。
夜ということもあり、騒音が響けば昼間と同様混乱が起きかねない。林から離れて城の付近に移動すると、ハナレと山姥切がやって来る。しかも、シンも一緒だ。
俺が聞くと、山姥切は手を顎に当て、考える素振りを見せてから「俺達の戦力を減らす為じゃないか?」と答える。
山姥切が話をしていると、今剣達のいる方から爆発音に近いような激しい音が聞こえた。
カノトと俺、姫、イヌイやヒノトはこの場に残り、シンとハナレ、山姥切は急いで今剣達の元に走る。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!