第6話

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2019/04/27 12:16
起きると、カーテンから差し込む光は





オレンジ色で



からすが鳴いているのが聞こえる





「よく寝たー…

ゲームしよ」



そう思って充電器に



繋いでいる、ゲーム機を取り外す





「なにしようかなー」




僕は結構ゲームをする


カセットも普通の人よりも


ある方だと思う



まぁ、どーでもいい情報なんだけど



なんのゲームをするか


悩んでいると


なかなか鳴らない音が聞こえた



ピンポーン



「??」




珍しいなこの時間に



宅急便??



いつもなら母さんが


置き手紙に書いてるのに…




ピンポーン




「はーい」




そして、インターホンの


画面を見ると





制服姿の女の子




見たことがある顔




思い出せない



誰だっけなー…






でも、制服は僕の学校と同じた







なんで、うちの学校の女の子が



僕の家を訪ねてくんだよ…




なんか、したっけ






分からねぇ





相当考えたけど


やっぱり答えは見つからなくて





やっとのことで、


インターホン越しに話しかけた



「どなたですか?」



急に どなたですか? は、




失礼だろうか



まぁ、最近ほとんど人との



会話がないからしょうがない




そんな、下らない言い訳を


心のなかで作る



とりあえず玄関を開けてみた











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