お昼休みがおわり、午後の授業にうつる
先生の手のすばやさについて行くのがやっとで大変である。
突然、後ろの席から声が聞こえた。
1人の男子が先生に抗議したのだ。
まぁ、確かに書くの早いけど…
抗議するような事なのかな?
1文字10秒??遅いんだか早いんだか
よく分からんないなぁ
抗議した男子は軽く頷いて
席に軽く着く。
その男子は、確か…佐々木、君…だったかな
背が高くて優しそうな顔してるな〜
あぁ、言う男子中学生にはいなかったから
なんか新鮮って感じがするよね
キーンコーンカーンコーン
教室を出ると同時に、私たちは玄関に
行き靴を履き替えて外に出る…
まだ、1年生なので外に出ても、2、3年生の
姿は見えない。これから部活があるみたいだけど…他の人達は見学に行ったみたい
突然、後ろから声をかけられた
聞き覚えのある声だったので
知り合いかと思い、振り向いた
ε-(´∀`*)ホッ
あぶないあぶない…心の声まで
気づかれてるのかと思った
心の声ってなんだよ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!