おぼえてるも何も…ね
彼は小学校から中学生までの私の同級生で
私達が仲良くなったきっかけは、妹が習い事で剣道をやり始めた時、輝の弟と丁度 仲がよかった2人を始め私達も仲良くなったのだ。
でかい声でなんてこと言うだ、コイツは…
そう、私たちはただの仲のいい奴らじゃない。半年間だけ付き合ったことがあったんだ…
一応 恋人?として
ほんとダメ…
こういう奴が一番嫌い、無神経野郎…
なぜカツ丼なのかと言うと、そのまま
カツ丼が好きだからです
付き合って…そんな言葉が1番嫌い
お前のせいで、どれだけわたしが辛い思いをしたのか、まるで分かってない。
あの時…お前があんな事しなければ
今でもわたしは、輝を信じていただろう
輝を無視して、3番線の階段を上がる
輝をホームに残して、階段を駆け上がった。
多分…今一番会いたくなかった人だわ
私は急いで電車に乗り込んだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!