いつもと変わらない朝のHRが始まるはずだったのに今日は教室がザワついている…なんでだろう?
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あなたsaid
うわ…来た。てか、なんでよりによってこの人たちが私の席とめっちゃ近くなるのー?!
よく見たら2人ともめっちゃかっこいいし…
でも…この人たちの性格を知らないからかっこいいなんて死んでも口に出すことはないだろう…。
所詮、イケメンは顔だけだろうしね…。
そして、授業も終わり昼食の時間…
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グクsaid
俺はこの学校に転校してきた…。
教室に入った時にあなたが目に入った。最初はすごく可愛いなと思っただけだったけど隣の席って聞いた時は正直嬉しかった。
隣の席になっただけで嬉しくなったのはあなたが初めてだよ…。
でも、俺には分かる。あなたの目が俺に教えてくれるんだ…。
あの、何かに怯える目は昔の俺と似てるから…。
ねぇあなた、俺には教えてよ…。きっと俺が君を本物の笑顔にさせて見せるよ…!
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テテsaid
俺はみんなからよく4次元って言われる笑笑
だからかな…あなたと俺は一緒だぁ!って思ったこと…そう、俺とあなたは深い何かで繋がっているような…絆でもなく、もっと深くて見えないもの…。
そうそれはまるで俺とあなたの…
DNAのように…。
そして俺はあなたに…
恋に落ちた…。
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モモsaid
私は今日2人の転校生が来た時に思ったの…。あの2人はあなたのこと狙ってるなって…。だけど私はグクのことを好きになってしまってたみたい…。
だけど、あなたのことをあの2人はすきなんだよね…。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。