『光太郎、今なんて、、』
木兎「俺もバレーやろうかなって」
『え、ほ、ほんと、?』
木兎「実は、誘われてさ、やるからには俺も代表目指すし、」
『嬉しい、グスッ』
木兎「え、あなたえ?」
『光太郎が、バレーやるのは賛成。この妖怪世代に光太郎は必要不可欠だよ。』
木兎「遠征とかあるけどいいのか?」
『私も選手なんだから、分かってるよ、男子と女子は会場全然違うし、今までより会えなくなるかもしれないけど、、』
木兎「けど、?」
『光太郎がまたバレーしてるとこの方が見たいから、』
木兎「じゃあ絶対活躍するからな!」
木兎「昔の監督のツテで実はMSBYってとこと契約をしようかなって思っててさ」
『そろそろあの子も戻ってくるもんね〜』
木兎「そーいや及川は?」
『ん?あー今アルゼンチンにいるみたい』
木兎「まじか〜!」
『そーいえば、今度侑くんがうちに来たいらしいよ』
木兎「いつ?」
『んー。今週末の練習の後かな』
木兎「俺飲み会だ!すまん!」
『家で待ってるね』
木兎「でもなー。あなたとみゃーツムを2人きりにしたくねぇっっ、、」
『でも飲み会は付き合いでしょ〜大事だよ?』
木兎「そーなんだよ、、くそ、、」
『まぁ、侑くんは大丈夫だよ。私の事女の子として見てないし、何より人妻だし』
木兎「でもさ〜、、」
『私を信用してよ、?』
木兎「あなたは信用してるけど周りの男は信用出来ねぇ、」
『じゃあ、2軒目は行かないで早く帰ってきて、?』
木兎「おう。そーするわ、まじなんもありませんよーに、、」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。