第14話

めでたいなぁ
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2019/03/21 13:36
『私、雪絵ちゃんのとこ行ってくるね。』
木兎「じゃあ俺は赤葦!」
youside
『雪絵ちゃん~!』
雪絵「あなた!!今日来てくれてありがとうねぇ、」
かおり「とりあえず繭よりは早く結婚したい...」
繭「どーいうことよ!!」
『ブーケトス、3人とも受け取ったけど、まずは雪絵ちゃんってことだよ!』
私の結婚式のブーケトスは、ブーケではなく風船にしたのです。

大きな風船の中に小さなハートの風船を入れて大きな風船を割って幸せのおすそ分けみたいな...
繭「まぁ、かおりは早いかもねぇ。木葉とどのくらいなの?」
かおり「えっ、どんくらいだろう...ね。」
雪絵「まぁ、急ぎすぎも良くないよ~」
『今は、自分のやりたいことやっといて、それから2人で共に。ってのがいいと思う。』
かおり「あーもう!既婚者はわからないのよ笑」
繭「もう私達もそろそろ焦るのよ!」
雪絵「えぇ~?」『そうかなぁ』
雪絵母「じゃあ写真撮るよー」
パシャ
またひとつ宝物が増えました。
おめでとう雪絵ちゃん


youside end
木兎side
木兎「あかーし!、」
赤葦「木兎さん、今日はありがとうございます」
木兎「おめでとう!」
木葉「もう赤葦も結婚か...それと今日は頼んだよ...」
木兎「かおりへのプロポーズだろ?」
赤葦「はい。突然電気を落とし、雀田さんのケーキと、メッセージと指輪付きのケーキと差し替えてそこでプロポーズですよね。今日ブーケトス一応かおりさんにとって貰えるようにはしてますので。これを知らないは会場に来る人でかおりさんだけですので。」
木葉「なんか人の結婚式なのに悪ぃな、」
赤葦「披露宴ですし、雪絵もいいと言っていたので。」
木兎「じゃあ俺ら3人は幸せ者だなっ!」
赤葦 木葉「?...」
二人は顔を見合わせニヤリと笑う
赤葦「そうですね」木葉「そうだな。」
木兎side end
youside
はぁぁぁ雪絵ちゃん綺麗だったなぁ...
『光太郎、雪絵ちゃんと赤葦幸せそうだね。』
木兎「だなっ!主役じゃない結婚式はそれはそれでいいもんだよなぁ」
『まぁ私達が最初でこの感覚は知るの遅かったけどね笑』
木兎「まぁな!まぁまたすぐに結婚式あると思うんだよな俺は。」
『そうだね笑そろそろかね、』
木兎「てか暗いのダメじゃねぇか!あなた」
『うっ...こ、光太郎...』
木兎「じゃあ...んー、俺電気消す係だし一緒に来るか?机とか倒したら困るだろ?」
『うん...ありがとう。』
木兎 チラッ
赤葦コクンッ
木葉コクッ
木兎「よし、行くぞ。」
『うん、』
それとなーく電気の方に行って、それとなーく電気を落としてみる
ギューッ...
木兎「あなた大丈夫だから。」
会場 ザワザワ...
スタッフ「只今会場のブレーカーが落ちてしまいました。皆様その場で落ち着いて、十としていてください」
『こーたろ...』
やっぱ怖いな...
木兎(かんわいいいい...)「大丈夫、俺がそばに居るから。もうすぐだから。」
『うん。』ギュッ
ガタッ
合図が聞こえた。
パチッ
小見「暗闇で抱き合って?」
『ち、違うもんっ』
木兎「羨ましいだろー。」
『ちょっこうたろっ。』
木兎「あいつらのとこ行くか。」
『う、うん』
雀田「んー、とこれはどーいう...( ˙꒳​˙  )???」
木葉「かおり。おれミスター器用貧乏だから足りないとこもあるかもしれないけど、でもかおりを幸せにするのは多分俺が一番うまいから。だから俺と結婚して欲しい。」
雀田「えっ、え?、あ、え」
木葉「返事は...?」
雀田「は、はいっ!!お願いします。」
『おめでとー!』
雪絵「ほら、早かったでしょー?」
繭「言った通りだねー。」
赤葦「おめでとうございます。」
木兎「おめでとう!木葉よく頑張ったぞ笑オールラウンダー!」
小見「よっ!器用貧乏!」
サル「幸せになー!」
この時のかおりちゃんと木葉の笑顔は絶対忘れない。

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