第27話

寝起き
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2020/03/17 03:44
無事カメラも見つかり回収されてとりあえず(?)平和な日常が戻ってきたような気がする。

あの後仕事の帰り道はもちろん行きまで光太郎が送ってくれるようになったので、夜道を1人でなんてことはほぼ無くなった。

私の周りの男性陣も、光太郎が居ない場合には家まで送ってくれるし、感謝してもしきれないな、
有休が溜まっていたので、今日は平日なのにお休みを取ってしまった、なんとも言えない背徳感、、!
とか言っても、家事とか適当に済ませたらもう2時か〜
特に何もすることも無いので録画しておいたドラマでも見ようとテレビをつけてみた
窓から差し込む暖かな光でなんだかポカポカしちゃってついウトウトしてきた
夕方まで寝ちゃおうかな、
んーん。起きてなきゃ、お出迎えしっかりしなきゃいけないし、
なんて葛藤はよそに、私の瞼は結婚した(訳:寝た)





ー木兎さん帰宅ー
木兎side
木「ただいま〜ってあれ、あなた〜?!」
まさかと思ってドタバタと家に上がり込んだ急いでリビングの戸を開ければ幸せそうにすやすやと眠っているあなたがいた
木「なんだよ〜良かった」
愛おしい彼女の髪に指を通し頭を撫でると
気持ちよさそうに微笑んだ
おもくそかんわいい!!!!!
木「じゃなくて!あなた〜起きて〜」
『ん、こう、たろ...?』
木「うんそー愛しの旦那様だよ」
『えへへ、こーたろーだぁ』
と言って柔らかく微笑んで離すまいと言わんばかりに抱きついてくる
木「ほら、こんなとこで寝たら風邪ひくだろ」
『んー、だっこ』
可愛くお願いされたら仕方ない、俺の膝の上に向かい合う形で座らせる。
「へへ、ぎゅー」
はぁかわいい
木「おはよ。」
『おはよぉ』
普段俺の方が起きるの遅いから寝起きのあなたなんて全然見た事ないけど、寝起きのあなたが超可愛いのは知ってる。


あぁ俺の嫁可愛いな!!!!

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