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ある日の放課後__。
及川「はぁー...。トスとか、レシーブとか、ブロックの練習ばっか...。つまんないなー...。新しい練習法とか無いかな?天ヶ瀬ちゃーん」
あなた「...なんで私なんですか」
及川「えー?俺の側に居たから~」
あなた「そーですか」
及川「酷くない!?ねぇ~!!!」
あなた「うるさいです。一回ガムテープで口塞ぎましょっか」
及川「止めて!?」
矢巾「...あ、あなた。あれ、やれば?」
しばらく二人のやり取りを眺めていた矢巾が言った。
あなた「...あれ、か...」
及川「えっ、なになに!?あれってなに!?」
岩泉「及川うるさい!!!」
及川「そんな怒んないでよ岩ちゃーん!それより、あれってなに?」
あなた&矢巾「「バスケです」」
及川「...へ、バスケ?」
あなた「...なんですか」
及川「天ヶ瀬ちゃんバスケやったことあるの?」
矢巾「あなたはバスケの天才プレイヤーですよ。かなりの才能持ってます」
あなた「天才では無いですけど」
及川「へぇぇ...。知らなかった...」
あなた「知らなくて良いです」
花巻「...んじゃ、三対三でやれば良いんじゃない?」
あなた「花巻さん!?」
国見「いいと思います」
あなた「国見くん!?」
矢巾「んじゃ、ぐっぱーで別れますか~」
あなた「おい...。秀...」
矢巾「んだよ、みんな賛成してるから良いんじゃね?」
岩泉「...俺もやってみてぇ...」
あなた「岩泉さん!?」
ニコニコ顔であなたを見つめる部員達。
あなた「はぁ...。分かったよ!!!!!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!