あなた「んぁぁ...やっと昼休みか...」

やっと昼休み。

あの後、私はクソみたいな女共に教科書隠されたり、トイレの水かけられたりして散々だった。

三葉は私と目を合わせようとしない。

いじめの仲間に加わろうともしない。

いわゆるシカトってやつだ。

水を被ったせいでセーターもブレザーもびしょびしょだ。

最悪の状況ってわけだ。はぁ...。

運良く持ってきていた体操服を着たまま、中庭へと移動する。

...まぁ、ボッチだからね、今。

ボッチ飯ってのを初体験だよ()

日当たりのいい中庭のベンチに座り、１人お弁当の蓋を開ける。

？「あ、ま、が、せ、ちゃんｯ！！！」

あなた「うわぁっ！？」

突然後ろから肩を叩かれ、お弁当を...落とす。

振り返った先には及川さん。

及川「やっほ~！...あれ、いつものお友達は？」

あなた「てめぇ56すぞ」

及川「なんで！？」

お前の目は飾りか！？あ゛！？

お弁当の方へ顎をくいっと向ける。

さすがに気付いたらしく、顔がたちまち青ざめていく。

及川「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ」

あなた「...素直に謝ってくれたので許します。分かったならさっさと購買行ってメロンパン買ってこいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！」

及川「はいぃぃぃぃぃぃぃいいい！！！！！」

私がでっかい声を出すと先輩でも従う。

よし、覚えとこ。

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おまけ

岩泉「ん、あれ？及川は？」

松川「また天ヶ瀬さんのとこ行ったとか」

岩泉「...←」

花巻「ほーんと好きだよネ、天ヶ瀬さんのこと」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ！！！！

及川「岩ちゃん！！お金貸して！！」

岩泉「は？」

及川「かくかくしかじかで貸して！！お金！！」

岩泉「...後で利息付きで返してもらうからな」

及川「おっけー！ありがと！！」

岩泉「全く...騒がしいやつ」

松川「そんな事良いながら好きなくせに」

花巻「そーだそーだ」

岩泉「お前ら、あいつの世話係代わってやるよ。やってみ？」

花巻&松川「「遠慮しときます」」