赤沢が？いやいや、あの赤沢が？

それはねぇな。(謎の自信)

訳、テメ何ボーッとしてんだよ。
資料出来たから確認しろー！


と、資料を10枚程置いてくる。

口角をピクピクさせながらキレ気味なのはお見通し。

まぁ、ね。誤字は許されネーゾー。

誰もお前の速読能力にはツッコまないのであった。


by猫山

と、その日の帰り…の前。

アイツらがデートの話やらなんやらしてる。

準備しながらも盗み聞…


いや、聞こえてるだけだし。


相変わらず猫山の顔は変わらん。


だけど、赤沢は犬の様に笑顔。


おいおい本当に大丈夫かよ。

お母さんか。


by木村

社員全員出てったのを確認し、警備員に任せる。

何だかんだ俺も人間。


つい口を出すのが俺の悪い所。

そう帰り道を歩くと、


前方に見慣れた歩き方立ち姿のあのバカ。


え。イヤホンしてるしバカなのかいやバカか。

転べばいい。

はぁぁぁ俺のおせっかい発動してやっか。

あっという間に追い付いて後ろから肩をツンツン。

すると。

なんだお前か顔をされてんなこりゃ。

まぁ、そっから話して(適当)

そう言うと明らかに何かしてやろうという悪い顔。

明らかにパニクる猫山。


え、どっちなんだよ。

噂！？と驚くけど気付かなかったんか。


この鈍感野郎。

結構有名と言うとこれまた最悪と呟く。

ここまで来ると誘導尋問だけどな。

乙女か。腹立つ。

よし、戻ったか。ふぅ、焦った。

どっちだよ！？とうるせぇな。

なんだ元気じゃん。

気付いたらコイツの頭をポンとしてた。

気づいた頃にはコイツの驚く顔。


いやそれ以上に俺が驚いてる。

すぐ手をどける。ビックリした。俺が。

と言うけど無駄か。

良かったとは？と聞かれ答えると意味が分からないそうなので説明した。

自覚無しかバカ。

何だかんだコイツの家の前。

コイツの急なるデレは俺はキツイ。

と、このあと賢者タイムになったのは言うまでもない。

てか、数年後結婚しやがって。

ま、俺も、結婚したし。

お相手とかはまた別の話。

聞きたきゃリクエストしろ。

つーわけで、俺のおせっかいの話。


また会おう。じゃあな。