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第33話

リク〝青倉の結婚〟(2)
90
2019/09/23 08:15
水上 凛
水上 凛
いないよ?そんな驚くのwww
青倉課長
青倉課長
嘘だ。
水上 凛
水上 凛
ほんとほんと!焦ってるよw
水上 凛
水上 凛
婚活しようかなぁーやっぱ(笑)
青倉課長
青倉課長
いやいやいや、取り合いになりますやめといてください。
水上 凛
水上 凛
そんな早口でww
水上 凛
水上 凛
私的には青倉にいない方が驚いたけどね。
青倉課長
青倉課長
いやぁ、俺もその、婚活?とかした方がいいんすかねー。
水上 凛
水上 凛
何言ってんの?青倉が行ったら一緒にやる人可哀想だよ!
青倉課長
青倉課長
そんなイケメンじゃないですよ。
水上 凛
水上 凛
…ちょっと何言ってるのか分からない。
青倉課長
青倉課長
何で分かんないんすか(笑)
水上 凛
水上 凛
はぁー。おじさん、枝豆追加ー
店のおじさん
あいよ、
水上先輩は、ビールを飲んで枝豆を食べている。


俺もまぁ、疲れたし、今日は飲むか。
青倉課長
青倉課長
あー、明日……休みだ。
やっとかぁ。
水上 凛
水上 凛
お!奇遇だねぇ、私もだ。
青倉課長
青倉課長
先輩って、いつも休日何します?
水上 凛
水上 凛
私?うーん…普段は色んな珈琲コーヒーのお店に行くよ。私珈琲大好きでさ(笑)
青倉課長
青倉課長
マジですか!俺も珈琲好きなんです。
水上 凛
水上 凛
おぉ!ほんと?
じゃあその日はオススメの店行かない?会社からも駅からも丁度いい場所にあるんだけどー。
青倉課長
青倉課長
行きたいっす。
俺、ほんっと珈琲好きなの。


皆が苦いって言うくらいが丁度いいんだよな。
水上先輩のこの笑顔を皆に見せたいよな。


怖い怖いなんて言ってる奴は吹っ飛ぶだろ。
水上 凛
水上 凛
おっけー、で、青倉は?
休日何してんの?
青倉課長
青倉課長
本読んでますかねー。
で、家でだらだらと。
水上 凛
水上 凛
え!?青倉インドアなんだ!
青倉課長
青倉課長
失礼っすね。
水上 凛
水上 凛
ごめんごめん(笑)
あははと笑ってつまみを食べている。


外は嫌いじゃないが、


休日はゆっくりしたいタイプ。
水上 凛
水上 凛
あれ、じゃあ店誘わない方が良かったかな。ごめん。
青倉課長
青倉課長
いやいや!珈琲飲みたいんで!
そこはちょっと譲れないっす。
水上 凛
水上 凛
そう?良かった(笑)
んー、そろそろお開きにしよっか。
青倉課長
青倉課長
分かりました。俺、やっぱ払いますね。
水上 凛
水上 凛
はい、それは許しませーん。
ほら外出て!明日2時駅前のとこね!
青倉課長
青倉課長
えっ!ちょ、先輩!
俺は背中を押されて店の外に出され、


ちょっとどうしたらいいか分からない。
すると外に出てきた水上先輩。
水上 凛
水上 凛
あれ、帰っても良かったのに!
青倉課長
青倉課長
いやいや、送ります。
それくらいはさせてもらいます。(笑)
水上 凛
水上 凛
相変わらず良いヤツなんだからー。
水上先輩の横を歩く。


あー……俺完全に酔ってるな。


すげぇ水上先輩がいつも以上に綺麗に見える。


イヤリングが揺れて、灯りに照らされる。


青い髪も、美女なんてだけじゃ良い表せられない。
水上 凛
水上 凛
え、何。なんかゴミついてんなら言って?(笑)
青倉課長
青倉課長
え!あ、い、や。何でもないっす。
すみません。
水上 凛
水上 凛
何々~?
水上先輩に見惚れちゃった~?
背がそこまで大きくない先輩が、


180の俺に背伸びしながら顔を近付ける。


あ、やべぇ。可愛い。
青倉課長
青倉課長
見惚れましたよ?
あぁ、俺、酔ってる。
水上 凛
水上 凛
え!?
青倉課長
青倉課長
先輩、俺酔ってます。
水上 凛
水上 凛
おぉ…あ、うん。(笑)
ありがとう。
青倉課長
青倉課長
何のありがとうですか(笑)
水上 凛
水上 凛
いーの、あ、ここで大丈夫。
また明日!
青倉課長
青倉課長
は、はい。
…あれ?俺、凄い爆弾落としたくない?

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