どーも、みなさんこんにちは。
知ってるヤツもいるだろう。
青倉太一だ。
はぁ?フルネーム今知った!?
いやアイコンタッチしろや。
⚠️仕事中です
まぁ、俺、課長。
部下は生意気なのがね、二人いるから。
ストレスになるわ、アホ。
で、ここで俺の彼女状況教えてやろうか。
独身ですけど!?
いやいや。
彼女いたよ。数ヶ月前まで。
結婚を前提に付き合ってた。
が。
まぁ、同棲してたんだけど、
ある日出張から帰ったら……な。
察しがいいヤツはわかったろ。
別の男連れ込んでたんだよ!!!
なにしてんの。
聞いたら。
『これは…違うの。』
違うわけねーよな!?
もうキス寸前だったよな!?
そん時覚えてねぇや。
てか忘れたくて、酒飲みまくって、
そんな感じでもう恋愛はしねーと決めたわけ。
さて、話は脱線した。
…あぁ、問題児。
一人は中々うぜー。
美容だとか恋愛だとか。
一々うるせぇ!!
そしてソイツの仲間。
生意気野郎。
アイツ仕事出来るのにウザーイ。
だけど。
そんなどんな時でも仕事を完璧にこなす、
あのアイツが。
いつもより仕事を終わらせるのが遅かった。
調子でも悪ぃのかと思ってたが、
やけにため息ばっか。
や、別にずっと見てたわけじゃねーからな!?
⚠️仕事中です
ただ。だ。
一応同期。
仲は悪くとも、心配位する。
だから…まぁ、仕事がやだとか、
そういうのじゃねーかとか…な。
気付いたら目の前に〝アイツ〟がいた。
回りを見るとみんながいなくなっていた、
と、顔を近づかせながら聞いてくる。
本心なのかどうかは知らねーが、
仕事…終わり…?
時間はとっくに仕事時間を過ぎていた。
と、出てく猫山。
俺も支度をして会社を出た。
まぁ、その日は缶ビールで我慢しておいた。
次の日。
会社にて仕事を進めてると。
あー、あの野郎ね。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。