第5話

リビングにて
26,733
2021/01/24 07:37
私達が降りていくと、みんながお皿をセットしたり、料理を盛り付けたりしていた。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
あっ3人とも来た!
(なまえ)
あなた
わ、私も手伝います!
みんなが夕飯の支度をしているのを見て、慌てて手伝おうとした。
うり
うり
あなたは手伝わなくていいよー
そう言ってうりに肩を〈ポンっ〉と両手で持たれた。
そして、肩を持たれたままダイニングチェアの方に連れていかれて、座らせられた。
うり
うり
あなたはここで待ってな?
(なまえ)
あなた
え、でも...
なおきり
なおきり
今日はあなたちゃんの歓迎会だからあなたちゃんは手伝っちゃいけません!
どこからか来たなお兄にそう言われて、私は大人しく座っていることにした。
その後、うりとなお兄は準備に戻って行った。
(なまえ)
あなた
(なお兄、今私の歓迎会って言ってたな...嬉しいな...)
そう思いながら座っていると、
どぬく
どぬく
あなたちゃん?なんか、ニヤけてるよ?いい事あった?
と言って、どぬくさんが顔を覗き込んできた。
(なまえ)
あなた
へっ?わ、私にやけてました?カァァ
どぬく
どぬく
うん、凄い嬉しそうにニヤケてた〈クスクス〉
(可愛い...)
どぬく
どぬく
ご飯、もうちょっと待っててね
(なまえ)
あなた
は、はい!
そう言って、どぬくさんもキッチンに戻って行った。
数分たっても、まだみんなは支度をしていて、遂に私は退屈していた。
(なまえ)
あなた
退屈だなぁ...
ヒロ
ヒロ
〈クスクス〉あなたちゃん、退屈?
(なまえ)
あなた
へ?うん
ヒロ
ヒロ
心の声が漏れてたよ(* ´ ˘ ` *)フフッ
(なまえ)
あなた
うぅ...
どうしても、お手伝いしちゃダメ?
ヒロ
ヒロ
っ...(可愛...)
んー、俺と一緒にサラダ取り分けるくらいは...みんなに許されるかな?
(なまえ)
あなた
ホントっ?〈パァァァッ✨〉
ヒロ
ヒロ
うん(笑)
手伝う?
(なまえ)
あなた
うん!手伝う!
そうしてヒロくんと料理をつぎわけていると、
シヴァ
シヴァ
あれ?あなたちゃんが手伝ってる
たっつん
たっつん
あっホントや
もふ
もふ
ヒロくーん?
ゆあん
ゆあん
なんで手伝わせてんのー?
手伝っていたのが4人にバレた。
ヒロ
ヒロ
あ、いや、あなたちゃんが退屈そうだったから...
シヴァ
シヴァ
だからって手伝わせないの!
(なまえ)
あなた
わ、私が頼んだから...💦
ヒロくんは悪くないよぉ...
たっつん
たっつん
え。
(なまえ)
あなた
だって..待っててって言われてもすることないから暇なんだもん
もふ
もふ
...ごめん
(なまえ)
あなた
あ、いや、謝らなくてもいいよヾ(。>﹏<。)ノ゙
みんなが私の歓迎会の為に支度してくれてるのは知ってるから💦
ゆあん
ゆあん
その優しさが痛い...
(なまえ)
あなた
えぇぇ( ̄▽ ̄;)
それからもう数分たって、やっと夕飯の支度が出来た。
るな
るな
やっと出来たー!
お待たせ!あなたちゃん!
(なまえ)
あなた
う、うん!
のあ
のあ
それでは...
そうのあさんが言うと、みんなが飲み物の入ったコップを持ちだした。
みんなにつられて、私もコップを取った。
えと
えと
あなたちゃんがシェアハウスに来たことを祝して...
じゃぱぱ
じゃぱぱ
かんぱーっいっっ!
全員
カンパーイ!
ダイニングテーブルの上には、沢山の料理が並んでいる。
こんなに沢山の料理を、私の歓迎会の為に作ってくれたと思うと、申し訳なさと嬉しさが込み上げてくる。
(なまえ)
あなた
み、みんな歓迎会してくれてありがとう✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿
すごく嬉しい!
からぴち
からぴち
(可愛い...)
なおきり
なおきり
これくらい当然だよ!
うり
うり
なお兄は大して何もしてなかったけどねー
なおきり
なおきり
そんな事ない!
からぴち
からぴち
wwwなお兄以外、あなた込
その後もみんなはワイワイと喋りながらご飯を食べていた。
全員
ご馳走様でした!
みんな一斉に挨拶をして、片付けをしだす。
(なまえ)
あなた
(片付けなら、手伝ってもいいかな)
そう思って、食器をキッチンに持って行って洗った。
シヴァ
シヴァ
あなたちゃん...そんなにお手伝いしたい?
(なまえ)
あなた
勿論です!
皆さんが歓迎会をしてくれたのでこれくらいはしないと!
シヴァ
シヴァ
あなたちゃんは良い子だねぇ...言う事聞かないけど〈ナデナデ〉
そう言って頭を撫でられた。
その数分後に片付けは終わった。

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