第24話

心配と安心と甘え
16,885
2021/02/11 08:21
???
はい、そこまでー
???
女の子に手あげるなんて、最低なの?
そこには、ゆあん君とうりが居た。
(なまえ)
あなた
へ...?
うりは私の目の前で男性の拳を片手で受け止め、ゆあん君は私の前に片手を広げ、私を守る体制だった。
うり
うり
この子に手をあげないで貰えます?
そう言ってうりが男性の拳を横に払う。
男性
チッ...
そう男性が舌打ちすると、ゆあん君が私の両肩を
〈ポンッ〉っと叩いて、
ゆあん
ゆあん
この子をありがとうございました
ゆあん
ゆあん
でも、もう僕達が居るので大丈夫ですよ
そう言って男性にニコッと笑顔を投げかける。
男性
フンッ...
だが、そう男性が偉そうに鼻で笑うと、一瞬でゆあん君の表情が怖くなった。
ゆあん
ゆあん
なんでそんなに偉そうなんですか
ゆあん
ゆあん
もう大丈夫って言ってんでしょ。さようなら
さっきよりも低い声で、男性に詰め寄りながら言い放った。
ゆあん君にそう言われ、男性はそそくさと去っていった。
男性の姿が見えなくなった瞬間、安心して気が抜けたのか、足の力が抜けて私はその場で足から崩れ落ちてしまった。
うり
うり
あなた!
ゆあん
ゆあん
あなたちゃん!
その瞬間、二人が私のところに駆け寄ってくる。
(なまえ)
あなた
二人ともぉ...ありがとぉ...
ペタンと座ったまま、駆け寄って来てくれた二人にお礼を言う。
ゆあん
ゆあん
涙目じゃん‪...
そう言って心配そうに私の頭を撫でるゆあん君。
うり
うり
間に合って良かった...
ホッと安心したように私の背中をさするうり。
二人の優しさに甘えて、泣いてしまいそうになるけど、グッとこらえる。
泣いてしまう代わりに、二人には笑顔を見せた。
それを確認した二人は、もう大丈夫だと分かったのか、嘘だと思ったのかは分からない。でも、
うり
うり
よし、帰ろっかあなた
ゆあん
ゆあん
あなたちゃん、帰ろ
そう言ってスっと立ち上がり、私に手を差し出してくれた。
その手を取り、立ち上がると、二人が荷物を持ってくれた。
(なまえ)
あなた
あ...
2人
ん?
(なまえ)
あなた
んーん、何でもない
そう言って、私達は家に帰る。
夜の街、私たちのまわりには、人の姿は見えない。
そんな静かな道を、うりとゆあん君に挟まれて歩く。
すると、ゆあん君が横からひょこっと顔を覗いてきた。
ゆあん
ゆあん
あなたちゃん、もうこの時間に出歩かないでね
そう言って私の頭をまた撫でる。
(なまえ)
あなた
うん、分かった
うり
うり
あと、何かあったらすぐ連絡することー
そう言ってうりも顔を覗いてくる。
(なまえ)
あなた
はーい
クスクスと笑いながら返事をする。
すると、ゆあん君もうりもしかめっ面をして
2人
笑い事じゃないから!!
と、叱られてしまった。
心配してくれたんだな...と、嬉しさと申し訳なさが込み上げてきた。
(なまえ)
あなた
二人とも、来てくれて助けてくれてありがとう✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿
改めて言ったので戸惑ったのか、二人は、少しポカンとした後、微笑んでから
2人
どういたしまして
と言ってくれた。
それから三人で喋りながら私達は家に帰り着いた。
✄------キリトリ------✄
閲覧ありがとうございました✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿
rinrin
rinrin
毎回字数多過ぎますかね...( ̄▽ ̄;)
rinrin
rinrin
私、物語書いてると、詰めたい内容多過ぎてどうしても長くなるんですよね...
rinrin
rinrin
かと言って短くしろって言われたら短過ぎる話になっちゃいそうで怖い...
rinrin
rinrin
読み疲れるよー...とかあったらどうぞ言ってください!
rinrin
rinrin
毎回いいね、コメントありがとうございます!
rinrin
rinrin
フォロワーさんもお気に入りも増えていてとても嬉しいです!ありがとうございます!
rinrin
rinrin
これからも皆さんに楽しんで頂けるよう!頑張ります!
rinrin
rinrin
じゃあ、バイバイッ!(๑•᎑•๑)ノシ

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