第14話

困った時は
3,510
2020/04/22 02:41
不死川実弥
不死川実弥
おい氷城、少し休けi……って、何で目ェ腫れてんだァ?!
氷城ひょうじょう あなた
あ、えっと…何でもな……
不死川実弥
不死川実弥
何でもねぇ訳がねぇだろォ!! んなパンパンになるまで泣いてッッ……何があったァ…!!
氷城ひょうじょう あなた
いや、ちょっ…し、師範。本当に何でもないです…もう、過ぎたことですから…。
不死川実弥
不死川実弥
……悪ぃ。お前にだって話したくねぇことくらいあるよなァ。…悪かった。
氷城ひょうじょう あなた
あ、あの、はい……だ、大丈夫ですから………なので……
不死川実弥
不死川実弥
……あァ…?
氷城ひょうじょう あなた
す、少し……離れて下さい……
不死川実弥
不死川実弥
あ?
即座に理解する。

……あまりにも、顔が近い。


必死になって全く気付かなかったが…。
不死川実弥
不死川実弥
っ!?!?
跳んで氷城から離れて。

カァァッと熱くなった顔を冷ますように、手をひらひらと振る。
不死川実弥
不死川実弥
…わ、わ悪かったァッッ……その、ついィ…
氷城ひょうじょう あなた
い、いえッッ…!?!? ぜ、ぜ全然大丈夫ですッッ……
不死川実弥
不死川実弥
……よし。萩、食うかァ。
氷城ひょうじょう あなた
師範…困ったらいつも萩ですよね
不死川実弥
不死川実弥
うっせェ…














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