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第3話

私は女子中学生?..
30
2019/08/15 13:09
母親と思われる人と一緒に歩いている。
(家に向かってるのかな..)
「それで、どうしたのよその格好」
「え?あ、っとそのー」
「制服や鞄は?朝制服着てリュック背負って出かけたでしょ?どこに置いて着たのよ。髪も、朝結んでたのにほどいてる。どこでなにやってたか洗いざらい話してもらうわよ!」
(って言われても困るんですけどー(--;)かと言って気づいたら森で何もかも忘れて寝てましたなんて言えるわけない)
「えっとー、が、学校までは行ったんだ。で、でも、えっと部活面倒くさくなっちゃって〜それで、荷物は学校に...」
「ん?なんかよく分かんないけど
とりあえずいいや。荷物は明日にでも取りに行きなさいね。」
家に着いた。
ガチャ
「ほら、入んなさい」
「あ、はい。お、お邪魔します!」
「え?」
「あ、いえ じゃなくて ただいま」
「変な子」
どうやらこの一軒家が私の家らしい。
母(と思われる人)は帰るなりリビングの本棚を漁り始めた。
ドサッ
「えっ?」
「はいはい、文句言わないでさっさと部屋でその問題集やってきなさい。
あ、その前にその変な服着替えちゃいなさいよ!」
国、数、英、理、社
それぞれ一冊ずつ渡された。
私は仕方なくそれを持ちながら二階へ上がった。
「えーっと、私の部屋は..ここかな」
ガチャ
「あー、お姉ちゃんおかえr ....
ってええー 何そのセンスない服w」
私より3歳くらい下の男の子がその部屋から出てきた。
(お姉ちゃんもって...この子は私の弟?お母さんと同じくなんか見たことあるかも...)
「お姉ちゃん?」
「あ!えっと今から着替えるとこ..(^_^;」
その隣の部屋に入ってみた。
ベッドや机は白とピンクで統一されていていかにも女の子の部屋という感じだった。
「洋服はこのタンスの中かな?」
とタンスの中を漁っていると、
ガチャ
玄関のドアの開く音がした。
「だ〜れ?まだ3時だしお父さんは今日遅くなるって行ってたし。誰ですか〜?」
とお母さんの声。
まあ、私には関係ないとまた服を探し始めた。
するとお母さんの大きな声が聞こえた
「え?なんであなた!?だってさっき!」
なにか驚いているようだった。なんだろう?


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