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2021/03/31

第18話

お前はすでに、俺のもの
新世界、赤髪海賊団甲板にて…






「そういえば、お頭あれは教えてやったのか?」


「あれ?」


シャンクスがベンに聞き返すと、トントンと鎖骨を指した。



「…教えてねえ」


「…あんたなぁ、あなたが可哀想だろ。それに、大体あんたが付けた痕だろ?」


「だってあんなに想われてんの腹立つだろ!!絶対俺のがカッコいいのに!!」


「…はぁ、嫌われても知らんからな」


「え!?!」


相変わらずのお子様頭のシャンクスに、ベンはひっそりとあなたに謝った。





ーーーーside あなた




こういう時に軍人をやっていてよかったなと思う。
赤かった顔もすぐさま戻すことが出来た、まぁキャスに時間稼ぎしてもらってだが。



「……」


「……(汗」


上手くごまかせたと思うのだが、無言のまま歩き続けるキャプテンに不安が募る。
バレて、ないよね?



「…」


「お邪魔します、…きゃ!?!?」


ガチャリと扉を開け、クイッと顎で中に入れと指示され入るとドンッ!と思いっきりベッドに突き飛ばされた。



「ちょ、キャプテ…え!?!」


「誰だ」


「な、なにが」


「っ誰とヤッてきたかって聞いてんだよ!!!」



………は?

…やった?

……ヤッた?



「っやってなんてないわよ!!」



押し倒された状態で、大声を出されビクついたものの、言い返すと胸ぐらを掴まれ着ていたシャツを引き裂かれる。
そこまでされてさすがに恐怖心が出た私は、イヤだとキャプテンを押し退けるがビクともしない。





「っやだ、なにも、してないっ」



「じゃあ、これはなんなんだよ」


「…え?」


キャプテンに指差された自分の鎖骨を鏡で見ると、赤い痕が見えた。
私も子供じゃない、キスマークだとすぐにわかった。



「っこれ…シャンクス…っ」


「赤髪だと…!?」


シャンクスやエースが言っていたようにやはり有名な様で、すぐに分かり顔を歪めたキャプテンに、諸々の説明をした。






「…じゃあなんだ、白ひげの船に飛んで偶々赤髪が現れて攫われて、気に入られたってか。
キスマークまで許すとはな?」



「面目無いです…お酒は得意じゃなくて…」


説明するとまだイラついてはいるが、さっきの様な怖さは無くなったのでホッとした。



「それだけだな?隠してることはねぇな?」



「それだけです」


「嘘だな」


「!!?っえ、」


「他に何された」



えっ、なんでわかるの。
エドや大佐にもバレたことないのに!!
(アルにはよくバレたけど!)



「何されたか応えたら、なんで嘘かわかったか教えてやるよ」



「……キスされました」


「…はぁ、ほんとに少しは警戒心持てよお前。」


それで、なんでわかったの!
と聞くと、嘘つくとき髪の毛を耳にかけるんだよお前。それ以外は完璧だけどな訓練したんだろ。
と言われた。
気をつけよう…



「でもっ、別にファーストキスじゃないし、生娘でもないから気にしなくても」


「いいって?」


じゃあ俺が同じ事をしても構わねェな?と言われ、え?と聞き返す暇もなく塞がれる唇。



「ん、ん、ん!?!」


「…ちゅる、」


「んっ、は…!」


バシバシと叩くが離れる筈もなく、むしろ手を掴まれ押さえつけられてしまった。
ぬるりとキャプテンの舌が入ってきて、口の中を蹂躙する。






「ぷはぁっ、はぁっ、な!?何してんの!?大体っ、…なんでキャプテンに怒られないといけないのよ!?」



「…お前は…俺のもんだろ」


「は?いや、私は私のもんでしょ…」



「てめえって奴ァ…、ここまで言ってわかんねェのか…!!」


何を言ってるのか本気でわからず、聞き返すとそう怒鳴られる。



「えっ、え??」


「いいか?一度しか言わねェからな



あなた、お前が好きだ。」



何時もに増して、真剣なキャプテンの瞳が私を貫いた。