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第34話

エピローグ
「ママー!

ねぇ、お仕事行くってー!」


タンタンタン、足音が近づく。


「ママー?」


「ちょっと待って!

パパまだ行かないでーって言って!」


私がそう指示すると、またタンタンと玄関へかけていく。


そしてまた…


「なんでー?だってー」


「忘れ物!

はいこれ、渡して」


「パパーこれー」


私もあとについて玄関へ向かう。


「んじゃ、行ってくる。」


軽く唇を重ねる。


毎朝してる事。


「うん、行ってらっしゃい。」


「行ってらっしゃーい!」


ドアを開けて出ていくパパを2人で見送った。


高校、大学を卒業した大和と私は、結婚して、今は4歳の娘もいる。


ずっと仲良しだった…とは言えない。


喧嘩も沢山した。


別れる寸前までいったこともあった。


だけど、いつも嫌いじゃなかった。


好きって気持ちは変わらなかった。


「ねぇー、美羽もママみたいになりたい!」


「えー?

急にどうしたの?」


「だってママとパパ、ずっとラブラブ!

美羽もそうなるの!」


自分の娘にそんなことを言われるとは…


恥ずかしいような、嬉しいような。


「いーい?

大事な人はね、気づいたら隣にいてくれる人。

美羽も、そういう人と結婚するのよ?」


支えてくれた人。


守ってくれた人。


隣にいてくれた人。


大和は私の大事な人。


これからも幸せな人生を。


君と。