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第7話

人気者
「んー、うまっ」


40分並んでようやくありつけた。


ここ、まぁまぁ田舎なのに、そんな大行列…


さすが、有名なお店なだけある…


「あなた、なに味それー」


「マンゴー」


「1口飲ませて。」


お互いのタピオカドリンクを交換する。


「あ。」


「ん?」


大和…?


「いや、男子達もタピオカとか飲むんだーと思って。」


女子に人気なタピオカだけど、大和と数人の男子が列に並んでいるのが見えた。


「あー、夜明くん?

あなたの幼なじみの。」


「そ。

…あれ、真美に話したっけ?」


大和のこと。


「いや?

男子の幼なじみがいるってことは聞いてたし、あなたと夜明くんが一緒に帰ってるとこ何回か見た事あるし…

そうかなーって。」


「え、名推理じゃん。」


さすが真美、推理小説好きなだけある。


「羨ましいですねぇ、カッコイイ幼なじみがいて。」


「は、」


羨ましい?


「え、何そのポカーンて顔。

結構人気なんだよ、夜明くん。」


そなの?


初耳なんだけど。


「1年の頃から有名だったし。

私たち、1年の時は夜明くんとクラス違ったけど、私も名前と顔は知ってたよ。」


えー。


驚き。


なんで??


「あなた、全部リアクションが顔に出てるよ…」


あ、やば。


「明るいし、カッコイイし、運動神経いいし。

もうそれだけあれば人気になるでしょー。」


「え、カッコイイ?

それにアイツ、運動神経いいって言ったって、剣道だけだよ?」


ちっちゃい頃から続けてる剣道。


高校でも剣道部、なんでそんなに一筋になれるのか不思議で仕方ない。


私も一緒に始めたけど、長くは続かなかった。


あんな剣道バカの、どこがいいんだろみんな。


「もー、他人から見たら贅沢すぎるよ?

ラブにはならないの?」


「はっ?」


ラブ?


「そ。

なんか1年の間では夜明くんとあなた、噂になってるみたいだよ。」


え、1年生が?


大和は人気だからだとして、私の存在をなんで認知してるんだ…


てか、


「噂って…?」


「付き合ってるって。」


「はっ!?」


あー、やっぱ一緒に帰ったりしてるからか…


「それに、過激派ではあなたが夜明くんに言い寄ったって。」


「はぁ〜?」


なんなのその誤解!!


私を悪者みたいに言うな!


つか、付き合ってることにするな!


「ま、頑張れ、今後なにかされるかもよ。」


「…なんで私がいらない被害受けなきゃいけないのよ…」


まったく…


いい迷惑。


てか、大和も過激派が出来るほど有名に…


…大したもんですね。