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第3話

気持ち
「っはははははは!!」


「あのさぁ、こっち別れたって話してんのに笑うかコラ。」


「だーって、超意外だったし!」


チューとストローでいちごオレを吸って気を落ち着かせる相田あいだ真美まみ


真美は高一の時に仲良くなった親友。


「高橋って真面目なやつだったじゃん。

二股とか、その女の子もどんな心境なんだろーねぇー」


「彼女と別れるとこに居合わせた方も気の毒。」


ま、分かってて浮気相手になってんだから別になんとも思わないか。


つか、付き合うなら別れてからにしよーよ。


「んで、何をそんなにイラついてんの?」


「イラついてなんかないけど?」


「あなた、イライラしてる時親指を人差し指で弾く癖ある。」


「え。」


右手に注目する。


あ。


「マジだ。

全然気づいてなかった。」


怒ってんのとか悟られないように気をつけてんのに…


これからは気をつけよ。


「んで?

なに、そんなに高橋取られたことがムカつくの?」


「いやまさか!!

私の方が絶対あの子よりマシなのにってこと!」


「ナルシスト…」


ボソッと真美の呟き。


「…聞こえてるからね?」


「んぇ?」


ビクッと真美の肩が上がった。


「でもさぁー、誰でもあるでしょそーゆー気持ち。

この子よりは私可愛いなーって。

絶対みんな思ってるって!

隠してるだけだってー。

私は素直なの。」


ナルシって言われればナルシなのかもしれないけど。


でもナルシで何がいけないの?


基本的私はポジティブ思考なの。


「まぁ、あなたはほんとに可愛いからな〜…」


「だからあの子に負けた感あるのが気に食わない!」


「そこはさー…

やっぱ、あれじゃん?」


「何よ。」


頭だって学年300人の中30番以内にいるからいい方だよ?


顔よし頭よし、友達多いし。


あと何っていうの?


「あれだよー、好き度というか…

気持ちだよ、気持ち。」


「えー?」


「あなたって、別に高橋のことそこまで好きじゃなかったじゃん?」


「ん…

まぁ…」


たしかに。


告白されて付き合ったけど、友達だと思ってたし。


そんな早く気持ちなんて切り替わらないし。


「裏切られた原因は、そこ。」


「…。」


的を得すぎて何も言えないわ。


でも…


「っ。」


私はぎゅっと唇をかんだ。