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第6話

病状。
菊池side






1日経って、





俺は朝イチで中島がいる病院へ向かった。








昨日はあんまり寝付けなかった…







まだぼやっとする目を擦って、







俺は車を走らせた。



















病院に着き、中島の病室へ行く途中、








そこには医師がいた。
医師。
医師。
お待ちしておりました。
菊池。
菊池。
…え?あ、はい…
医師。
医師。
中島さんの病状について、お話いたします。
菊池。
菊池。
…は、はい…

知りたいけど、知りたくない。







俺は医師を見つめて、
菊池。
菊池。
中島は、どうなるんですか…?

声が震えないように気をつけた。
医師。
医師。
中島さんは…
医師。
医師。
余命1年です。
菊池。
菊池。
…え、?
医師。
医師。
残念ですが…
医師。
医師。
もう、手の施(ほどこ)しようがありませんでした…

俺の中で、







希望という光が、消える。
菊池。
菊池。
…じゃあ、もう…
菊池。
菊池。
…救えない、って…言うんすか…
医師。
医師。
申し訳ありませんが…

「必ず救ってみせます。」



「最先端の治療を…」








結局、ダメじゃねーか。
菊池。
菊池。
…中島は今、どうなんすか…?
医師。
医師。
今はだいぶ落ち着いて、

そろそろ目を覚まされるかと…
菊池。
菊池。
…わかりました。

中島がいなくなる。








そんなの、考えたくもない。









ずっとシンメでやってきて、









あいつが隣にいるのなんて、当たり前だった。










あいつの笑顔を、






泣き顔、怒った顔。








全部、俺は隣で見てきた。











なのに…
菊池。
菊池。
…くっそ…ッ、
菊池。
菊池。
…なんで中島なんだよっ…!!

なんで中島が…











俺は悔しくて、拳を握りしめる。









涙が溢れないように_