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第3話

顔色。
菊池side






いつものように楽屋入りをして、




いつものようにメンバーに挨拶して、





いつものようにマネージャーに仕事内容を確認して。







そんな、いつも通りの光景の中に、








ひとつ、違うものがあった。









それは、中島の顔色。







化粧でもしたのかと思うぐらい顔が白くて、








俺は中島に「大丈夫か、」と言いに行った。
菊池。
菊池。
中島、大丈夫か?
菊池。
菊池。
顔色…悪いぞ?

気づいてないのか、中島は反応しない。







え、ほんとに大丈夫か、こいつ。
菊池。
菊池。
おい、中島?

(肩トントン)
中島。
中島。
…はっ、

やっと反応した。
中島。
中島。
あっ、ごめん菊池、どした?
菊池。
菊池。
いや、顔色悪いから大丈夫かなって。
中島。
中島。
え、誰の?
菊池。
菊池。
いやいや、お前しかいねぇだろ、笑
中島。
中島。
あはっ、そっか笑

顔色の悪さは変わらないけど、






さっきよりも少しは元気になったみたいで、






俺はちょっと安心した。
中島。
中島。
俺元気だから心配すんなって。
菊池。
菊池。
辛かったら言えよ?
中島。
中島。
うん、そーする。

中島はその後マネージャーに呼ばれて、






難なく仕事をこなしていた。
菊池。
菊池。
…俺の、勘違いかな…

ちょっと心配しすぎたな、







そう思いながら俺は自分の仕事をこなす。



















悲劇は、この後に起きた。









中島は ふら、と倒れ、









そのまま、俺が撮影に入るまで、









誰も、気が付かなかった。