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2021/07/16

第1話

1 . ゼリー
今日も大変な仕事が終わった。

私は、いつものコンビニへ向かう。

どこにでもありそうな、ごく普通のコンビニ。

私はいつも通り、みかんのゼリーを取る……はず“だった。”
お兄さん&あなた
あっ…………………
はぁ………最悪。

たまたま隣に居た人と取った商品が被ってしまった。

しかも……ゼリーは一つだけ。

いや、こういうことは人生で一回くらいあるのだろう。私だってそれくらいは分かってる。

ただ、私のお気に入りのゼリーで体験したく無かったな…
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
あ、あのっ…どう、ぞ。貴方が先だっ…たので。
お兄さん
お兄さん
あぁ〜……ん、いいよ。あげる。
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
でもっ…先に取ったのは……
お兄さん
お兄さん
いいからいいから。ほら、どうぞ。
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
っ………あ、なたにあげます……私は大丈夫です……
お兄さん
お兄さん
あらそう。んじゃ、俺が貰うわ。ありがとさん。
そういい、男の人はレジへと向かっていった。


………のだが。
お兄さん
お兄さん
ほい。
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
え、……?
お兄さん
お兄さん
あげる。
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
で、も…………
お兄さん
お兄さん
あぁ、お金はいらないよ。
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
いや、申し訳ないです……
お兄さん
お兄さん
せめてもの謝罪だよ、だって、君いっつもこのゼリー買ってんじゃん。
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
なんでわかって……
お兄さん
お兄さん
引っ越してきた時からよく見かけてたし。んじゃ、今度こそさよーなら。美味しく食えよ〜。
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
ちょ、まっ…!!
やば………

お金、一円も払えなかったよ…………

それよりも…私相当の人見知りだけど、普通に喋れてたかな……
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
それにしても、かっこいい人だったなぁ…
一回見るだけでわかる。

整った顔立ちに相当なイケボさん。

性格もいいし……って、まだ一回しか喋ってないけど。

絶対モテる系の人だよ。

どーせ、彼女さんいるんだろうなぁ…
車崎 (なまえ)
車崎 あなた
……あれ?
なんで私勝手に嫉妬してんの?

もう〜。私ったら〜。

……って場合じゃない!!

でも、本当になんで嫉妬したんだろ……

別に好きってわけじゃ……ないし。

ゼリーくれただけ……だし。

考え事をしていると,あ、通行人にぶつかってしまった。
通行人
通行人
っんだよ……ちゃんと前見ろ!!
そんな怒鳴りつける必要性ないじゃん……

悪かったとは思ってるけど……

だから私はおじさんおばさんが嫌いなんだよ……

はぁ……帰ったらゼリー食べよ。

本当にああいう怒鳴る人嫌いなんだよ……

なんか聞いててもイライラするし……

車崎 (なまえ)
車崎 あなた
………ありがのう。
届かないかもしれない。いや、絶対に届かないけど。

ゼリーを奢ってくれたお兄さんに、小さく「ありがとう」と本人には聞こえないけどせめてもの思い出感謝を呟いた。