無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第12話

♡ℒฺℴฺνℯฺ♡
あの会議から何日かがたった
今日も平和に一日を過ごしたいな
ここ最近はおじいちゃんに〝闇の悪魔〟からの被害は出ていない
あなた

だから、早く告白しちゃいなよ?

佐倉 真菜花
えぇ~、無理だよー!
平和すぎる…平和すぎて逆に怖い
これは一般人にすれば普通かも知れない
けど、私からしたら、これから何かが起こりそうで怖い
そんな事を思っていたら、本当に事件に巻き込まれた
しかも、クラス全員が
勿論その中には山田くんもいる
その事件が起こったのは昼休み直後の授業中
5時間目の現代国語を習っている時
急にガタガタと教室が揺れ出した
みんなは地震だ!と叫んでいたが、そんな筈はない
理由は…放送が入らないから
これには現代国語を教えている先生…鈴木先生も怖がっていた
原因は分かる
〝闇の悪魔〟だ
魔法を使わなくていいぐらいの被害で終わらないかな?
私のそんな願いは届かなかった
パリンッと音が鳴るのと同時に窓ガラスが教室内に飛び散った
女子だけでなく、男子までもが廊下側に避難している
そんな中で私と山田くんだけは窓側まで歩いていった
〝闇の悪魔〟の中にも魔法が使える人物がいた事になるから
佐倉 真菜花
あなた!危ないよ!早くこっち来て!
真菜花が廊下側にギュッと集まっている集団の中から叫んだ
でも、ごめんね
私はみんなを守りたいの
私は真菜花の言葉を無視した
知念侑李
涼介!危ないよ!早くこっち来い!
山田くんの親友、知念くんも叫んだ
その後、つられるようにクラスメイトと先生までもがグラグラ揺れる教室の中で叫んだ
あなた

ごめんね、私はみんなを助けたいから

もう、魔法を使うしかないな
いつもなら、魔法を覚えていないように眠らせる
けど、今はそんな事は出来ない
眠らせている間に何が起こるか分からないから
チラッと山田くんを見る
目が合った
山田くんは私の意思に応えるようにうなづいた
その瞬間
佐倉 真菜花
…え
知念侑李
…は?
真菜花、知念くん、クラスメイト、先生が私に釘付け
いや、私の背中に釘付け
バサッ
私はあの真っ白の羽を出した
これを出すと、いつもの倍以上の魔法が使える
あなた

黙っててごめんね

真菜花に伝えたつもり
山田涼介
俺も、黙ってて悪かったな
山田くんは一番得意な物を浮かせる魔法で自分自身を浮かせた
私達二人は教室の窓側で外を見ながらクラスメイトに背を向けて浮かんでいる状況
あなた

みんな、安心して。私達が助けるから

山田涼介
あぁ
今まで一般人を装っていた私と学校一のイケメン、山田涼介は窓の外に出た
私達が出ると、教室の揺れは治まったみたいで
知念侑李
涼介!
佐倉 真菜花
あなた!
クラスにいた全員が私達の方を見て名前を叫んでいる
あなた

…いた、あそこだ

山田涼介
ホントだな
敵がいるのは…校門
その数およそ
あなた

5千人

やばい数
学校の周りが人、人、人
他のクラスの人達も外の異常な人の数に気付いたらしい
そう、浮かんでいる私達にも
「あれって…涼介くんじゃない!?」

「うそ、なんで浮かんでるの!?」

「隣にいるのは…橘 あなたじゃね!?」
そんな声が聞こえてくる
その直後、私がバリアを張った体育館に逃げるようにとおじいちゃん直々の放送で校舎からは声が聞こえなくなった
あなた

…やっちゃう?

山田涼介
おぅ、暴れまくろうぜ!
私達は精一杯の魔法で全員を倒した
倒したのではない、眠らせた
その5千人は警察に連れていかれた
流石に大人数すぎたのか、記者が押し寄せるぐらいの騒ぎになった
私達はもう、事実を説明するしかなかった
ちなみに、クラスメイトだけでなく学校にいた生徒全員が、私が張ったバリアのおかげで傷一つないらしい
体育館も攻撃を受けてたけどね
校舎も、攻撃を受ける前に学校を覆うように超巨大なバリアをはったおかげで助かった
私がバリアを張っている様子を山田くんが目を真ん丸にして見ていたのが面白かったな…笑