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第1話

天使病の2人withモトキ 1
モトキ視点

もうこの病気に入院してもう1年か…
時が立つのって早いなぁ…
カレンダーを見るともう12月、あと数日でクリスマスだ
俺の背中からはえている羽をふわりと動かせた
モトキ
モトキ
…俺には関係ないけど
ぼんやりと窓の景色を眺めていたら、誰かが部屋のドアをノックした

コンコン
モトキ
モトキ
どうぞー
看護師
モトキ君起きてた?
看護師さんがドアを開ける
モトキ
モトキ
あ、はい
何か用ですか?身体検査は最近しましたよね?
俺には月に1回身体検査が行われる
俺は天使病という永久の病気にかかってる。
この天使病を治すために身体検査を行っている。
だけどその身体検査はこの一週間前にしたばかりだ
看護師
あ、そうじゃなくて
今日からルームメイトになる子を紹介しようと思って
ほら、こっちにおいで
ドアから顔をひょこっと出したのは俺と同じくらいの女の子だった
あなた
あなた
…はじめまして
あなたです…
そう言った彼女の声は透きとおっていて、魅了させるような綺麗な声だった
その彼女の背中からは白い羽がはえていた
モトキ
モトキ
…!!
驚いた
俺と同じ天使病にかかっている人がいたなんて
看護師
カーテンで部屋を区切ってね
他は自由にしてもらっていいわ
モトキ君と仲良くしてね
あなた
あなた
はい…ありがとうごさいます
看護師
どういたしまして
じゃあ、私は行くわね
看護師さんはたいして俺に説明せず、忙しいのか早足で部屋を去った
あの子はゆっくり看護師さんにお辞儀をし、部屋のドアを閉じた
あなた
あなた
…よろしくお願いします
…モトキ、さん…
そういや、ちゃんと自己紹介してなかったな
今さら自己紹介するのも何だか変だけど、
まぁした方がいいよな
モトキ
モトキ
知ってるけど一応自己紹介
俺はモトキ
さん、君付けしなくていいよ、敬語もなし、ルームメイトなんだから
あなた
あなた
う、ん…分かった…。
よろしくね…モトキ…
まだ少しぎこちないけど堅苦しいよりましだ
モトキ
モトキ
うん、よろしく
あなたは、俺のことを上目遣いで見て口を開いた
あなた
あなた
私のこと…この羽のこと、聞かないの?
モトキ
モトキ
聞かないよ、俺もあなたも同じ天使病なんだから
あなた
あなた
そ、そっか…
モトキ
モトキ
それに
モトキ
モトキ
聞いて欲しくないだろうし、わざわざ嫌がることを聞かないよ
あなた
あなた
…!!
ありがとう、モトキ…
あ、はじめて笑った
そう思ったのと同時に俺の口が開いていた
モトキ
モトキ
笑ったほうが綺麗じゃん
あなた
あなた
えっ…///
モトキ
モトキ
えっ…
だんだん赤くなるあなたの顔
多分俺も同じくらいの赤くなっているだろう
モトキ
モトキ
あっ…いやっ…
その別にやましいような…じゃなくて!
口が勝手に…でも無くて!
1人であわあわ慌てている俺と棒立ちの彼女
あぁ!そこは笑い飛ばしてくれよ!
あなた
あなた
…ふふっ…ふふふ…
あはははっ!
急にあなたは手で口を覆いながら笑い始めた
最初はビックリした、けどぼけっとあなたを見ている俺もアホらしくなった
モトキ
モトキ
ぷっ…あははははははは!
二人の笑い声が部屋に優しく響く
こんなに笑ったのは、久しぶりだ
こうやって笑いあっているのは、はたから見たらアホらしい光景だろうな
でもそれでもいい、ただ今はあなたと笑いあっていたい

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もっきゅー
もっきゅー
はじめまして!もっきゅーです! Fischer's、ミナミノツドイ、ぴくとはうすが大好きです! ちなみにボクっ娘でーす← 初心の者ですがよろしくお願いします!