月日がたち…
「ねぇ知ってる?」
「ここの病院の○○号室の窓をクリスマスの時に見ると二人の天使が見えるって噂」
「えー、何それーw」
「それをみたカップルは永遠に幸せになれるって言うらしいよ〜」
「じゃあ今度彼氏と行こ〜(笑)」
2人の女子高生の話を1人の女性が聞いていた
「どうしたの?」
1人の髪が長い男がその女性に聞く
「うーん…なんか知ってるような気がして…」
「俺達の前世だったりw」
女性のペンダントと男のペンダントがキラリと光った
「…そうかもね」
2人は指を絡ませてその場を後にした
その日、
2人の天使を見たとか見なかったとか
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!