あれから6年が過ぎた。
菜那は13歳になっていた。
フワフワ‥‥
(ほうきが浮き始める)
ほうき¦ふぅーやっと喋れる
ほうき¦かーしこまり!!
菜那はあの6年間、一生懸命魔法の練習に励み、1人前魔法使いへと成長していた。
そして、学校への登校も始まっていた。
━魔法学校━
そして教室に入ると自分の席に着いた。
この子はアリス。
本名はアリス・クリプトラプト・セラピー。
私と同期で今は大の仲良し。
もちろん見てのとおりアリスは外国人。
永久魔法をかけて、日本語を喋れて意味もわかるようになっている。
生徒たち)誰だろ?
仲良くしないと〜
出来ない奴来て欲しくないんやけどw
はーやーくー
男かな?女かな?
ガラガラガラ‥
しかし、話しかけられないままホームルームは終わった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。