私はあなた。
高校1年生。私は一学期ころソラという人に嘘の噂話をこの学年中に流された。
ソラは「みんな聞いて!昨日あなたちゃんにトイレに連れてかれてカッターで腕切られたの!」それが学年中にまわって嘘の話が本当の話のように流れてしまった。
私は毎日教室に入ると、机に、「死ねよwww」「学校来んなあほ」「ソラちゃんいじめるとか頭どうかしてるwww」など書いてある。
私はそれを毎朝、除光液で消している。
朝休みが30分程あるから毎朝屋上の空気を吸いに行っている。
屋上から街のをみると泣けてくる。
楽しく話している家族。
楽しく話しているお店の人とお客さん。
私もあーゆー風に誰かと楽しく話したい…
もう私なんて生きる必要ないのかな…
なんで泣いてんだろ…笑
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。