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第6話

王子様の作戦❁*.
咄嗟に払い除けてしまった王子様の手を見る

そして私がしたことに気づく。
綾川 乃音
綾川 乃音
ご、ごめんなさい!
謝罪し、私はその場を後にする。

咄嗟に払い除けたなんて女子達の間に噂が流れたら…


終わりだ…


平和な私の学校生活が崩れるのは嫌だ…


私はグルグルとそんなことを思いながら
教室に向かっていた。


幸いなことに王子様と私のクラスは別々だということ。

教室に着き、ホッと一息つく。


それに私は転校してきたばかり。

私のことを知ってるのはクラスの子達くらいだし、もし探しているとなってもそんな簡単には
見つからないはず。


私はバックを持って 帰路につく。


この時は知らない_____

私の考えが甘かったなど______





永原 隼人
永原 隼人
このクラスに綾川さんって居るかな?
沙世ちゃんと話をしていると 教室の前方のドアから聞き覚えのある声で私の名を呼ぶ人が居た。


私は驚いて声のした方に目を向けると
綾川 乃音
綾川 乃音
げっ…
昨日の王子様だった。

いや、少し違うか…

今日は仮面を被った王子様が立っていた。
もちろん王子様の出現でクラスの女子はキャーキャー騒ぐ。

それと共に私に好奇の目を向ける。


ま、まずい…


直感的にそう思った私。



「え?綾川さんと隼人様の関係って…」


クラスの女子にそう聞かれ私は必死に言い訳を考える。
綾川 乃音
綾川 乃音
お、幼馴染なんだ!

今日同じ学校に通ってるって知って…あはは
無理やりな言い訳。

こんな言い訳信じてもらえるのだろうか?


私は皆の様子を伺う。


すると…



「なんだー!そうだったの?早く言ってよー」


ホッ…

胸を撫で下ろして一息つく。


この場は平和に収まった…
綾川 乃音
綾川 乃音
な、何かな?
少し不自然に王子様に話をかける。
永原 隼人
永原 隼人
いや…ちょっと話がある。
小声でそう言われ私は王子様の後を追う。

いつの間にか人だかりができていたが、そこに居る皆はどうにか私と王子様が幼馴染だということを信じてくれた。



よかった…