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第30話

変化❁*.
杉山 透
杉山 透
本当に…ごめんな乃音…
杉山くんはそう一通り言った後、頭を下げる。
綾川 乃音
綾川 乃音
杉山くん…顔を上げて
きっと昔の私なら許さない…許したくなかったと思う。

だけど…私の心はちゃんと癒えたよ。

隼人のおかけで…
綾川 乃音
綾川 乃音
確かに…あの時はすごく辛かった…
杉山くんのこと本当に好きだったから
杉山 透
杉山 透
乃音…!
俺、まだ乃音のこと…
綾川 乃音
綾川 乃音
杉山くん!ごめん…
私ね…好きな人が居るの
杉山 透
杉山 透
好きな人って…
綾川 乃音
綾川 乃音
その人はね優しいのか意地悪なのか分からないし、子供っぽいところもあるけど
温かい人なの…すごく…
私ね…隼人が好きなの…!
今までずっと言葉にはできなかった想い。

私は爆発させるように言った。

隼人が好きだということを…
杉山 透
杉山 透

そっか…そんな顔されたら
諦めるしかないよ
最後に杉山くんは私の頭を撫でてこう言った
杉山 透
杉山 透
俺が言うのもなんだけど…
幸せになれ。
乃音は笑顔は世界一だからな
懐かしい笑顔で…懐かしい言葉を言われ涙目になる。

杉山くん…

杉山くんがしてくれた話は嘘じゃないと分かる。

杉山くんは…昔も今も変わらない。

すごく優しくて温かい人。

まるで…隼人みたい。
綾川 乃音
綾川 乃音
うん!
杉山くんと一緒に居るの凄く楽しかったよ!
杉山 透
杉山 透
乃音…
永原 隼人
永原 隼人
はい。そこまで
その手離して
と、現れたのは隼人だった。
綾川 乃音
綾川 乃音
うぇっ!?
は、隼人!
いきなりの登場に驚く私と杉山くん。

って…
綾川 乃音
綾川 乃音
い、いつから居たの!?
永原 隼人
永原 隼人
最初からだ
き、聞かれてた…

私の本当の気持ち…

麻美ちゃんの邪魔をしてしまうことになる…
杉山 透
杉山 透
本物の王子様登場か…
またな乃音。
そう言って杉山くんは手を振って帰る。

私と隼人は二人きりになる。


さっきのことを紛らわすために
綾川 乃音
綾川 乃音
い、居るならいるって言ってよー
少しおどけたようにそう言ってみる。
永原 隼人
永原 隼人
おい馬鹿乃音。
さっきの言葉嘘じゃないな
綾川 乃音
綾川 乃音
えっ…
本当は嘘なんかじゃない。
嘘偽りのない本当の気持ち。


だけど隼人には麻美ちゃんが居る。
これ以上邪魔はできない
綾川 乃音
綾川 乃音
そ、それは…!
永原 隼人
永原 隼人
俺も好きだ。
ずっとずっと乃音が好きだった。
え…今なんて…
永原 隼人
永原 隼人
乃音…男は相変わらず好きになれないのかもしれない。
だけど俺のことは…少しづつでいいから
信じてくれ
そんなの…
綾川 乃音
綾川 乃音
当たり前じゃん!
目には涙が溜まる。

だけどこれは悲しい涙じゃなくて嬉しい涙。


隼人…私はもう隼人のことを信じてるよ。

だって私が…好きになったんだもん。
オレンジ色の夕日が私たちを照らす。

今なら赤い顔もバレずに隠せそう。