無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第21話

縮まる距離❁*.
隼人と距離が近くなってからか
私たちの関係は急速に縮まった。
綾川 乃音
綾川 乃音
ねぇ食べたでしょ?
永原 隼人
永原 隼人
食ってない
綾川 乃音
綾川 乃音
食べた!
永原 隼人
永原 隼人
食ってない
今はお昼休み。

私と隼人はそんな言い争いをしていた。

理由は私の卵焼きを隼人が勝手に食べたから
綾川 乃音
綾川 乃音
なら私の卵焼きはどこに行ったのよ!
永原 隼人
永原 隼人
そうだな…
空?
綾川 乃音
綾川 乃音
往生際が悪い!
隼人と話すようになってから色々な隼人を知れた。

外見に似合わず子供っぽいところ。

頑固なところ。


やっぱり優しいところ。
綾川 乃音
綾川 乃音
ねぇ毎日菓子パンなの?
隼人は常にお昼は菓子パンだ。
永原 隼人
永原 隼人
あぁ。
母親が居ないからな
綾川 乃音
綾川 乃音
そうなんだ…
あ!なら私が直々に作ってきてあげるよ!
どんな事情があるのかは知らない。

だけど、私が踏み込んじゃダメな気がする。

どっちにせよ毎日菓子パンじゃ栄養が偏る!

私の弁当を作るついでに隼人に作ってきてあげよう!
永原 隼人
永原 隼人
他の女のことはいいのか
綾川 乃音
綾川 乃音
うわっ…忘れてた
綾川 乃音
綾川 乃音
でも、バレなきゃいいでしょ!
学園の女の子達には私達が幼馴染だということはバレずに通せている。

だけど私は学園のルールを思い出す。

えっと確か…

" 隼人はみんなのもの " だっけ。

抜けがけはどうたらこうたら…


今考えると違和感ありありだ。

だって…
綾川 乃音
綾川 乃音
隼人はモノなんかじゃないのにねー
私は少しの怒りを溜め、ウィンナーを頬張る

何故か知らないが、あれだけ関わりたくなかった隼人をモノ扱いする皆が許せなかった。
夏目 夜斗
夏目 夜斗
遅れてごめん
途中からウサギ君も合流して3人でお昼を食べる。
永原 隼人
永原 隼人
おい乃音。
明日から俺の弁当作ってきてくれ
綾川 乃音
綾川 乃音
え?
あっ…うんいいよ!
まさか本当に頼られるとは思っていなく
少し驚いた。

だけど何だか信用されている気がして
悪い気はしなかった。
夏目 夜斗
夏目 夜斗
弁当?
乃音ちゃんが隼人に?
綾川 乃音
綾川 乃音
うん!
菓子パンばっかりだと栄養偏るから!
ウサギ君はちゃんと弁当を作ってきている。

お母さんもお父さんも居ないウサギ君は昔から
自分で作ってきたのか私よりもクオリティは高い。

うっ…

ウサギ君…なかなかやるね…
夏目 夜斗
夏目 夜斗
へー…
いいな俺も…
永原 隼人
永原 隼人
お前は自分で作れるだろ
ウサギ君の言葉に重ねるかのように
隼人はそう言う。

少し…怒ってる?
夏目 夜斗
夏目 夜斗
ええー
いいじゃん
永原 隼人
永原 隼人
ダメだ
そう言い合う2人も何だか兄弟みたいで微笑ましい。
綾川 乃音
綾川 乃音
せっかくだし、ウサギ君のも作ってくるよ
夏目 夜斗
夏目 夜斗
やったね!
あ!それと俺は夜斗
ウサギ君じゃないよ?
永原 隼人
永原 隼人
どーでもいいだろ
明日は朝から少し忙しそうだ。

男の子だから食べる量も多いだろうし…

頑張ろう!