ころんsibe
僕はころん。
僕の彼氏は...あの子と浮気をしているのだ。
その彼氏っていうのが...
そう、これが僕の彼氏
僕が居るのに携帯ばっかいじってさ...
少しくらい構ってくれたっていいじゃんか...
こうなったら誘ってみるしか...
ねぇ皆見た!?
これほんとに彼氏って言えるのかな...
はぁ...
告白してきたのはさとみくんだったのに...
〜回想〜
そう言って僕は靴を履こうと靴箱を開けた。
そこには1つの手紙がある。
もしかしてこれってラブレターってやつ!?
ペラッ
手紙を見た。
そこには
放課後、屋上に来てください。
と、書いてあった。
屋上
そこに居たのはクラスメイトの人気者だった。
え、は、ん?
もう1回なんて言ったか聞こう。
やっぱ聞き間違えじゃなかった()
え、なんで僕なんかに...
ガチャンッ
え?どっか行きましたけど。
えぇ...
てか人気者がよりによってなんで僕なんかに告白してきたんだ。
えぇ...僕返事どうすればいいのw
うーん...まぁ付き合ってみるだけ付き合うか。
翌日
屋上
〜回想終わり〜
って感じに告白してきたのに。
今では何この態度。
はぁ...
もういいや。
話しかけられたら話すけど、僕はさとみくんに話しかけないとこっと...
さとみくん、僕知ってるよ。
さとみくんがるぅとくんと浮気してるってこと。
僕が何したっていうの...?
僕だって、甘えたいのに。
あぁ...泣いちゃった。
僕は泣き疲れて寝てしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!