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「お前、誰だよ?」
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え、嘘
この声、テヒョンじゃない、。
テヒョンじゃない人に
好きじゃない人に抱きついてしまった…
なんか、嫌な感じ
でも自分のせい…
「何よ、あんた!人の彼氏奪うつもり?」
これ結構ヤバイな…
今度からは正面から攻めよ
って考えてる場合じゃなくて…
「何が間違い、よ!本当は狙ってたんじゃないの?」
・
テヒョン!
抱きつきたかったのに
どこ行ってたの!
「どしたも何も!彼女ならきちんと見張ってなさい!人の彼氏に抱きついたんだからね!」
「もう行こ」
静かになった途端
頭が働いて
自分の顔が赤くなっていくのが分かる
さっき
私のこと
彼女だって!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。