あなたちゃん待ってーー!
テヒョンの私を呼び止める声も無視して
歩き続ける
あなたちゃん、ってば!
どこで食べるかも分からないのにそんな速く歩いていいの〜?
ギクッ
どこで食べるか聞いてなかった…
恥ずかしい…
どこで食べるの…//?
恥ずかしいから咳払いしてテヒョンに聞く
屋上だよ〜!
さ、手
ん?
手、とは?
多分僕が走ったら僕に追いつけなくてあなたちゃん迷子になっちゃうから
それって遠回しに私のこと走るの遅いって言ってる?!
まあ、そりゃそうだけどさ、
もっと別の言い方なかったの?
早く〜!お腹空いた〜
…分かった
この悪魔の手を握る日が来るなんて…!
私より一回りでかいテヒョンの手がちょっとだけ暖かい
人間っぽいとこもあるんだ…
てかそれより、テヒョン走るのほんっと速い!
速い、テヒョン!
あともうちょっとだから!
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編集部コメント
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