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第1話

Prolog:story0
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2019/09/25 12:50

























あの日、僕達が出会っていなかったら、








僕が君に手を差し伸べて居なかったら、








君は楽しく最期を迎えていただろうか?








僕は君以外の人を愛する事が出来ただろうか?








君にとって僕はミクロ単位のちっぽけな存在だったかもしれない。








それでも君は、僕の中で命と同じくらい大切で、価値のあるものだったし、








此の世で唯一、愛しくて、儚くて、守りたい人だったんだ。








君の” 愛してる ”の言葉は僕の1番の宝物。








君は軽く愛してるなんて言うような人じゃないから、








多分心から僕を愛してくれていたんだと思う。










もしも君が僕を








僕を本当に大切に思っていてくれたなら、








それ以上に嬉しい事は無いよ。











































もう一度、一度でいいから。



君を抱きしめて、触れるだけの優しいキスをしたい。




















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