『……………はっ、、、、、家…?』
「康ちゃん大丈夫?うなされてたみたいやけど」
『あなた…!!』
「え、なに(笑)」
夢やった、
夢、
起きたらあなたがいた
家やった
笑顔のあなたが、康ちゃんって。
『…………っ、よかった夢やった、、』
「怖い夢でも見たん??」
『あんな………』
すべて話した
あなたはちゃんと聞いてくれてん
「………正夢にならなきゃいいねぇ」
『絶対せえへん!あなたおらなあかんもん、無理やもん』
「ふふ(笑)でもさその約束決めたのは康ちゃんやん(笑)」
『あ、そうや………正夢にならんな!』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!