昨日の夜の学校は怖かったです。
さすがの炭治郎もびびってましたよ。
僕が電車が来るのを待っていると
善逸先輩は時々変な笑い方をするな…
ガタンゴトン…
お待たせしました。こちらは〇〇行きです。
今日はいつもより満員だった。
電車に入ったとたんに押しくらまんじゅう状態。
その時後ろから善逸先輩が僕の耳に囁くように言った。
これは電車が満員だからしょうがないことと頭の中では思っているけれど、どうもそう思えなくなった。
心臓がドクンッドクンッと響く。
次は〇〇駅。〇〇駅。
ドアが開いた瞬間、解放感が凄かった。でも、もう少しあのままがいいと思う自分もいた。少し、善逸先輩の本当のかっこいいところを見付けてしまったような気がした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。