翔太side
俺が今から行こうと思っているところは教会
俺の大事な場所
いろいろあって落ち込んだり何かあったりした時はあそこに行く
特別な場所
そんな場所をあなたにだけ教えてもいいと思えたのは早くあなたを自分の女にしたいからだろうか
俺らは歩きだったから教会に行くとなったら2時間はかかると思う
だから涼太に来てもらって、車で教会に向かってもらうことにした
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あなた
「ねぇー、翔太くんどこ行くの?」
翔太
「俺の特別な場所、、、まだ誰にも教えたことないから、、、涼太にはバレてるみたいだけどな」
涼太
「翔太とは幼なじみだからなんでもお見通しなんですよー」
あなた
「へぇー幼なじみだったんだ〜」
ちょっとウキウキしながら窓の外を見ているあなたと俺が手を繋いでいるのは言うまでもないだろう
翔太
「涼太!ちょっとさ、、、ゴニョゴニョ、」
涼太
「OK、、、そこに行けばいいんだな?あそこの近くにあるところに行くから下ろしたら先に行ってるから」
翔太
「お?めっちゃきーきくじゃんありがと!」
翔太
「あなた?俺寄りたいとこあるから先に中入って待ってて?」
あなた
「え?わかった、、、、待ってるね?」
翔太
「おう!ヨシヨシ」
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あなたside
翔太くんが寄りたいとこあるから先行っててなんて言うから一緒に入れないんだーと思って、、、
けど一応待ってるね?なんて言ってみたら
ヨシヨシ
なんてされちゃって翔太くんはこういう不意打ちがずるい
なんて、考えてる間にもう着いちゃったみたいで
涼太さんにお礼を言って車から降りたら
私の着ているドレスと合った教会
夜景とかそういうところだと思ってたから教会を見てすごい顔しちゃってたみたいで涼太さんに大丈夫ですかって笑われちゃった泣
翔太くんが来るまで携帯に写真をおさえとこうとおもって写真を取り出してから10分後に翔太くんが来たみたいで扉が開く音がした
ガチャ
翔太
「おまたせ」
あなた
「ううん?全然まって、、、、な、い、」
翔太
「どうした?」
あなた
「え?どうしたの?それ」
翔太くんは花束を持っていた
翔太
「ん?これ?お前にあげるの」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。