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第8話

紫の光。
四葉環
四葉環
あなたちゃん、そーちゃんに会う?
あなた
あなた
会うよ、環だろ?俺の携帯に電話番号登録したの
環はその言葉を聞いて微笑んだ。
俺、いい事やった!みたいな顔。
実際にはいい事なんだろうけど素直にありがとうって言っていいんだろうか。
また、一織に怒られるんじゃ……
四葉環
四葉環
大丈夫だって、いおりんも怒んねぇし。俺もついて行くから
あなた
あなた
それならいいけど……
環が、俺をなだめるように優しく言った。
少しだけ安心感を覚える。
環はいつだって俺を甘やかしてくれるような気がする。
王様プリンを環に渡す。
あなた
あなた
ありがとう、これはお礼。
四葉環
四葉環
まじで?!いいの!
キラキラしたで王様プリンを眺める環。
幼く見えるけど、アイドルとしての四葉環は全然違う。
17歳という若さにして発言も大胆だし、なによりガタイもいい。
大人しくしてればいいんだろうけど話してみれば、幼い子みたいだしギャップ萌え?とか感じる人がいるんだろうか。
あなた
あなた
壮五さんって真面目なのに少し抜けているところもある?電話で話したけどそんな感じした
四葉環
四葉環
そーちゃんは、すんげぇ真面目。あと怒ったら超怖い。
そんで俺の相方。抜けてるところはあんじゃねぇの?
王様プリンを口に頬張りながら喋る。
1限目は、数学。
確か宿題があったはず。
まぁ環は宿題やってくると思うけど……一織がいるから。
一応確認してみる。
あなた
あなた
数学の宿題やってきた?
四葉環
四葉環
おうよ、ばっちり!
ノートに書いてある文字は環の字じゃない。
すごく綺麗に書いてある。
あなた
あなた
これって、環の字じゃないだろ?
四葉環
四葉環
お、俺がやってきた!
再びノートに目をやると濡れた跡みたいなのがあった。
プリンの欠片と共に。
あなた
あなた
絶対宿題やろうと思ってプリン食べて居眠りしてる間に一織とかがやってくれたパターンだろ
四葉環
四葉環
いおりんはそんなことしてくれないし、やってくれるのはそーちゃんだけだし………あ
思わず口が滑ったと言う顔。
もう遅い、俺に聞かれてしまったのだから。
あなた
あなた
ま、いいけど仕事大変なのか?
四葉環
四葉環
……仕事は大変だけど、そーちゃんと喧嘩することあって。
いつも言い合いになって部屋の鍵とかドアノブ壊されたりするし。
壮五さんって、意外と怒らせたら怖いのか……
いつもテレビで見る顔は誰もが優しいと感じる笑顔を見せてくれる。
でもそんな綺麗な顔をして野蛮なことをするとは。
四葉環
四葉環
MEZZO"の仕事忙しいし、アンケートも面倒臭い。
そーちゃんはいつも文句ばっかで最近は顔色悪いし。
あなた
あなた
まぁまぁ、今はそんくらいにしとけ。
この2人は大丈夫なんだろうか。
壮五さんと環はこのままじゃ、潰れてしまわないだろうか。



.
学校も終わり、会う時間になった。
環と共にカフェに向かう。
それほど遠くはないカフェだがいつもより遠く感じた。
環と話していればそんな気がする。
四葉環
四葉環
そーちゃんが変な事言ったら俺が守ってやるからな。
あなた
あなた
え、壮五さんってそんな見た目に反してる人なのか?
四葉環
四葉環
見た目に反してる?
とりあえずネチネチうるさい。
あなた
あなた
そ、そうか
可愛らしい木の家、こじんまりとしたカフェは夕方だからか人が少ない。
店の中には目立つ人物が1人。
帽子にマスク、隠していてもわかるオーラ。
そう、あの人が逢坂壮五さん。
四葉環
四葉環
そーちゃん、連れてきた
逢坂壮五
逢坂壮五
随分早かったね、もうちょっと時間がかかると思っていたよ。
すらりとしたスタイル、無駄のない動作。
丁寧な言葉遣い。
逢坂壮五
逢坂壮五
初めまして、僕は逢坂壮五。よろしくお願いします。
しなやかな指が俺に握手を求めてくる。
緊張しながらも口を開いた。
あなた
あなた
き、九司あなたです。よろしくお願いします……
握手を交わす。
まだ名乗っているだけなのに顔が真っ赤だ。
胸が張り裂けそうなほどドキドキしている。
四葉環
四葉環
あなたちゃん、顔真っ赤。
そーちゃんに惚れたの?
逢坂壮五
逢坂壮五
はいはい、とりあえず何か頼んでから話に入ろうか。
真っ直ぐなをした、紫色の光。
俺にはとても眩しかったけれど壮五さんはいつも笑っていた。