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第5話

瞬きすら出来ない。
四葉環
四葉環
……じゃあ1年前にちょっと休む事が多かったのって……
あなた
あなた
うん、家族が亡くなったから色々大変だったんだ。
もちろん高校は変えるつもりはなかったけど心配させてごめんな。
なんて、言葉をかければいいのか分からなかった。
あなたちゃんは笑っていたけど本当はもっと誰かに縋って泣きたいんだろうな……
四葉環
四葉環
そーちゃん、見て泣かない?
あなた
あなた
泣かない。きっと思い出してしまうかもしれないけど、泣かないって決めたから。
昔の俺を見てる感じ。
誰かを頼ることが出来ないからいつも自分を守ってた。
いつかしかそれもなくなってしまうほどIDOLiSH7は俺を変えてくれたのかもしんねぇ。
あなたちゃんは、ようやく王様プリンを食べ始める。
四葉環
四葉環
じゃあ今日、寮にくる?俺、早く会わせてあげたい。あなたちゃんのためにも、な?
あなた
あなた
うん……それが、いい!
ちゃんと、笑ってくれた。
それだけで今はいいや。

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逢坂壮五
逢坂壮五
環くんからラビチャ……?
「今日、あなたちゃん連れてくるから」
逢坂壮五
逢坂壮五
えぇ……突然すぎるよ……環くん……
今日はオフだって伝えてはいたけれど……
急いで、着替える。
一応部屋も綺麗に片付けておく。

六弥ナギ
六弥ナギ
ソウゴ、少しお話があるのですが……
ドアがノックされた。
ナギくんが深刻そうな声で話してくる。
逢坂壮五
逢坂壮五
いいけど……どうかした?
六弥ナギ
六弥ナギ
ワタシのここながいないのです!!


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四葉環
四葉環
やっと終わった……!
帰りのHRが終わってあなたちゃんの元へ向かう。
もうすでにあなたちゃんの準備は終わっていた。
あなた
あなた
あ、環。いつもは遅いのに今日は早かった。
四葉環
四葉環
うっせ、ひとまず寮に行こうぜ
あなたちゃんを連れて、寮へと向かう。
いつもより道のりが長く感じる。
少しどころじゃないほどドキドキしてる。
和泉一織
和泉一織
四葉さん、何をしているんですか?
四葉環
四葉環
いおりん、あなたちゃんとそーちゃん会わせんの。
和泉一織
和泉一織
それはファンだから、という訳では無いでしょうね
一応、俺は芸能人というやつであなたちゃんは一般人。
特別に連れてきてやったとでもおもってんのか?
いおりんはIDOLiSH7の事をちゃんと考えてくれてる。
だから厳しい、そんなの分かってんよ。
四葉環
四葉環
ファンなんかじゃねぇよ、そーちゃんの知り合い
和泉一織
和泉一織
それならいいですが、あまり一般人をうろつかせないでください。
騒動があってからは遅いですから
その言葉を聞いたあなたちゃんは俺から遠ざかった。
聞かなくてもわかる。
”嫌だ”って。
あなた
あなた
……俺が会おうとしたのが間違えだった
四葉環
四葉環
あなたちゃん、大丈夫だって!
あなた
あなた
今日は………もう、いいよ。せっかく機会を与えてくれたのに断ってごめんな
手を握ろうとしたけどあなたちゃんには届かなかった。
遠ざかるあなたちゃんは俺を見向きもしなかった。
ため息をつく、いおりん。
凄く、凄くムカついた。
四葉環
四葉環
なんで、あんな事言ったんだよ!
和泉一織
和泉一織
……IDOLiSH7のためです!自分のせいでIDOLiSH7が崩れるのは四葉さんも嫌でしょう……?
いおりんは正論すぎて言い返せなかった。
ひとまず、そーちゃんに謝ることにした。
逢坂壮五
逢坂壮五
あぁ、そっか。一織くんが……
四葉環
四葉環
……会うぐらいいいだろ……