ゆっくりと目を開ける父の姿を、横目に私は、家に拷問器具になりそうなものを磨いていた。
足が片方ないことに気づきガタガタと怯え出す
男は…お父さんは青ざめた。
私はパンチを彼の性器あて、パンチの力点へと力を思いっきり込めた。
ガタガタと揺れる椅子。
溢れ出す血。
パンチに力を込める。
パンチに力を込める。
パンチに力を込める。
性器あちらこちらから血が噴き出ている。
小声で呟く。
カップ一杯の水を持ってくる。
そう言って、お父さんの口に無理矢理水を流し込む。
咳き込む唾がノザクラの服にかかる。
怒鳴り声が地下室に響く
そう言って、カップにカビキラーを注ぐ。
そして。
一気にお父さんの口へ流し込む。
小さく微笑み、その場を後にした。
そして彼は苦しみ悶えて、動かなくなった。
さよなら
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。