~女子のアイドルの部屋~
リヴァイ「全員揃ったな…。俺も不本意だが、エルヴィンの事だなにか深いことを考えているに違いない。」
全員『金のことだけじゃね?』
リヴァイ「では、適当に俺が決めた位置についてくれ。」
全員「はっ!」
リヴァイ「センターは、ミカサ。その両隣がクリスタとサシャ。クリスタとサシャの隣にユミルとアルミン。」
アルミン「なんで僕が…」
ミカサ「仕方ないでしょ。この世界は残酷なんだから。」
アルミン「そういえばミカサはセンターじゃないか…センターとして、何とか言ってよ…」
ミカサ「アルミン。頑張ろう。」
アルミン「解せぬ。」
サシャ「頑張ったら芋くれますか!?」
リヴァイ「仕方ねぇな…」
クリスタ「あの!アイドルばかりしていて、壁外調査に行かなくてもいいんですか?」
ユミル「流石私のクリスタ!」
リヴァイ「問題ない。」
アルミン「あの、僕は男子なんですけど、エレン達のグループに行かなくてもいいんですか!?」
リヴァイ「兼任だ。」
アルミン「(´д`|||)」
リヴァイ「では、衣装を配布する。前から後ろに渡せ。名前書いているから間違えんなよ…」
アルミン『配り方が思ってたんと違う…』
ミカサ「この衣装にマフラーの装着は許可されますか。」
リヴァイ「(”--)・・・勝手にしろ…」
アルミン『折れた!あの人類最強が折れた!』
リヴァイ「全員着たか?」
全員「はーい」
リヴァイ「では、今から特別な訓練を行う。」
全員「うへぇー」
リヴァイ「ミカサ、ユミル!」
ミカサとユミル「…」
リヴァイ「2人は笑顔の練習だ。」
ユミル「クリスタにはいつも笑顔だぞ?」
リヴァイ「そうだな…じゃあお前は日々ほかの人間にも微笑む練習をしろ。」
ユミル「へーい」
ミカサ「私だってエレn」
リヴァイ「お前はユミルよりも酷い。お前とユミルの違いは、微笑む微笑まないの問題じゃない。お前は表情筋が無いに等しい。」
ミカサ「(・д・)チッ」
リヴァイ「次に、サシャ!クリスタ!」
サシャとクリスタ「はい!」
リヴァイ「2人は歌とダンスの練習をしろ。お前らはあまり問題ないからな。」
サシャとクリスタ「はい!」
リヴァイ「アルミン!」
アルミン「はい!」
リヴァイ「そろそろハンジが呼びに来る。自分の衣装を畳んで待っていろ。」
アルミン「はい」
アルミン『特に僕は直すことはないってことかな…』
そして4人はマネージャーの言うとうり、訓練をした。
アルミンは男子の方へと連行された…
……To be continued
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。