?「あなた?……と、転入生……?」
『あっ、』
?「…………なにしてんの…」
『て、テヒョンの方こそ、なにしてるの、、』
🐯「……お前、今日転入してきたんだよな?」
🐰「…………そうですけど」
🐯「あなた抱きしめるとか度胸すごいな」
🐰「……俺達は、」
『あ〜、ほらっ、帰ろ?ふたりとも』
『ジョングク君っ、家!家どこっ?』
🐯「……もういいわ」
テヒョンとあなたちゃんはこの高校に入ってから仲良くなった先輩後輩。
テヒョンは密かに好意抱いてる。
けどあなたちゃんはそんなの知らないからテヒョンがなんで今怒ってたのかもさっぱり。
🐰「………………ごめん」
『え?』
🐰「俺のせいで」
『大丈夫、ジョングク君のせいじゃないよ』
🐰「お前そういうとこずるいよな」
『……???……帰ろ?』
🐰「おう」
🐰「送ってく」
『私の家と近いの?』
🐰「近いんじゃね」
🐰「じゃあな」
ジョングクと別れて部屋からジョングクが帰るところを見てるとさっき来た道に戻ってってる。
家遠いのに送ってくれたのかな……
ふとジョングクに抱きしめられたことを思い出しちゃって徐々に顔が熱くなっていくのがわかる
そういう事するから嫌いになれないんだよ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!